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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■金城武の今までとこれからB
これでおしまい。

なぜ、プロデューサーにとって、金城武がアジアの男優の内で、
最も投資に対する収益を保証し、その収益が最も大きいスターなのか?

「LOVERS」と「如果・愛」の成功で、彼がアジア市場でも最も重要な
大陸の市場を手中に収めるのに成功したことが証明されたからだ。

大陸の市場を確保した今、台湾、日本、香港などの市場について
多くを語る必要はあるまい。
台湾、日本、香港はいずれも彼をよそ者とは考えない。
この3つの地域こそ、金城武の国際的知名度蓄積の発祥の地だったのである。
彼は、すでにアジア市場全体をカバーしたと言ってよい。

リスク評価をすれば、出資者にとっては、金城武が大局を支えてくれ、
たとえ映画が失敗しても、少なくとも中国におけるコストは回収できるのである。
それにまた、配給権を今度はアメリカ、ヨーロッパの映画会社に売ることで、
米ドルやユーロをちょっと稼ぐこともできる。
さらに日本、韓国、マレーシアなどでの配給収入、
DVD、VCD、テレビ放映権等々の収入が、最終的に加わって大きな稼ぎとなる。
これは典型的なマタイ効果で、富める者はますます富むということだ。

この他、中国には「しっかり蓄え、少しずつ出す」という古語があるが、
金城武の長年にわたる文芸映画出演の蓄積は、欧米の文芸映画観客の中に
一定の知名度とファン層をすでに築いている。
「LOVERS」がアメリカにおける興行でトップに立ったことも、
海外の映画会社に金城武の名を記憶させることになった。
金城武の商業的価値は依然として上昇中だ……

つまり、金城武の近年の歩み全体を分析すれば、
本格的大陸進出が非常に重要な一歩であったことを指摘しなければならない。
この市場の観客層は、他の市場に比べ、
より広大で、より素朴で、より安定しているのだ。

より広大だということの説明は必要ないだろう。
14億という天文学的数字である(ちょうど、個人預金残高の総額も14兆人民元だ)。
今の市場は、今後の50年を考えると、その潜在力を全然発揮していない。

より素朴で、より安定している。
なぜそう言うのか?

歌手を例に取ろう。
蔡琴や斉泰、羅大佑、費玉清の大陸での巡業を見てみると、
特に後の2者は完全に盛りを過ぎた歌手だ。
だが、2人ともチケットがよく売れている
(巡業コースは1つだけで、他に多くのコースが期待できる)。
このことから、大陸市場の包容力が相当大きく、
他の市場にはまねができないものであることがわかる。

潜在力のあるものにとっての限界がどこかは、全くわからない。
もしかしたら、今の金城武はすでに仕事上のピークに達したのかもしれない。
しかし、彼がまだまだブレイクしたとは言えないことを考えると、
「ピーク」というのも笑止な話かもしれないのである。

彼がどこまで高く飛べるのか、予測できる者はいない。
今は、天が彼の限界と言えるだけである。
しかし、明日になったら、またこう言えるかも知れないのだ。
今日の天が、明日は彼が踏みしめる床であると。  (完)


筆者の流翔は、結婚報道騒ぎで心を痛めているファンを見て、
辛がらず、もっと金城武の作品や仕事の方に注意を向けようと言いたくて
この一文を書いたと言っています。
結婚話にはあまり踊らされなかった日本のファンですが、
今度は日本での露出の少なさに、心配したり辛がったりしている人にも、
同じように言えるかも知れませんね。


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03月07日(火)
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