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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「Perhaps Love」記者会見おさらいB
「如果・愛 Perhaps Love」ニュース、後は落穂拾いです。
この映画がベネチア映画祭の閉幕作品として出品することになった
いきさつを、ピーター・チャン監督が述べています。

9月10日にベネチア映画祭で閉幕作品として、世界プレミアが行なわれるが、
目下、ピーター・チャンが一番心配しているのは、
まだ最後の仕上げが終わっていない、映画の進行具合だ。
彼は記者に、CG部分がまだ終わっていない、
予告編にあったサーカスの空中ブランコのシーンは、
半分しかできていないものだと語った。
今回の映画祭参加に対し、彼は「騎虎の勢(きこのいきおい)」だと、
一言で表現した。

「あのときは、ベネチア映画祭の主席マルコ・ミュレールが、
北京で40分のポストプロダクション中のフィルムを見て、
即座にこれだ、となって、閉幕作品として出すように言ったんだ。
しかしぼくは間に合わないのではないかと思い、断ろうと思った。
マルコは機嫌を悪くした。

ところが、その後、どうしてだか、マスコミがそのニュースを出した。
そうしたら、マルコが、情報を洩らしたということは、
同意したということだね、と言ってきた。
ぼくらが、それでもなお、すまないがと謝ると、
彼はますます腹を立てた。
そこで、乗りかかった船から下りられないようなハメに
なってしまったわけだ。

あとでよく考えたら、ベネチアは、なんと開幕・閉幕の映画、
どちらも中国映画を選んだのだ。
これはどんな国も経験したことがない。
ぼくは、このチャンスはぼく1人のものではないと思い、
とうとう、やっぱり行くことにしたのだ」

ピーター・チャンは、今回上映するものは、
きっと手直しすることになるだろう、
少なくとも技術的な面は、と語った。
(青年時報 2005.8.26より)


監督はまた、もっと後の時期の宣伝に影響を与えかねない、
13分もの予告編を公開したことについて、
その意義は、人々に、
基本的にミュージカルラブロマンスとはどういうものか、
わかってもらうためだと語っています。
盗撮を防ぐため、記者は150人のみ、予告編放映時は
カメラなど機材は預かりになったとのこと。
また、監督は記者達に、趣旨を理解して、
あまり内容について詳しく教えすぎないようにしてほしいと頼んでいます。

また、自分は、アート映画ではなく、
いつも大衆に向けた映画を作ってきたし、これもそうだと語りました。

予告編中、金城武とジョウ・シュンが、
暗い裏町を寄り添って進むシーンがありますが、


このシーンの撮影に入る前、ジョウ・シュンと金城武は
たびたび自分で脚本を読み直したり、
また一緒に踊りのステップや歌の声の調子を相談していたそうだ。
(新浪娯楽 2005.8.27より)


そして、最後にジョウ・シュンが語った金城武。


ジョウ・シュンへの取材中、記者たちは何度も金城武の名前を出した。
みんな明らかに2人の共演の方に関心があるのだ。
ジョウ・シュンは金城武は非常に内に閉じこもるという伝説を否定した。
ジョウ・シュンはこう受け止めている。

「金城武は、静けさを非常に好む人だというだけです。
休憩の時は、いつも1人で部屋にいたがります。
他の人が部屋の外を通るとき、中から人の声が
聞こえてきたことは1度もないんです。
実際は、現場ではいつも他の出演者と交流していましたし、
全然自分を閉ざしてなんかいませんでした。
若いのに、全然騒がしいところのない人です」
(南京晨報 2005.8.26より)


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09月01日(木)
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