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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「Perhaps Love」記者会見おさらい@
ここ数日に出たニュースの1つですが、
公開前の異例の長編予告編公開であるため、
他に映像が洩れないよう、マスコミも150人だけに限って
記者会見への招待をしたため、この新聞記事のように、
現場に行っていない間接取材の記事も散見されます。
でも、他の記事には出ていない内容も含んでいるのが面白いところ。


「如果・愛 Perhaps Love」、”春の訪れ”

出資会社星美メディアと配給会社の保利博納は、昨日北京で発表会を行い、
初めてマスコミに向け、映画の予告編を上映した。
出席した記者達に電話で話を聞いたところ、
誰もがこの13分にも及ぶ予告編の素晴らしさに賛辞を送った。
そしてこの作品に対し、期待を一層強くしていた。

聞くところでは、昨日公開された予告編には優れた点が多くあったという。
その1つが、全編を3つの歌曲をバックグラウンドミュージックとして用い、
うまくつなぎあわせていること。
3曲は、それぞれジャッキー・チュン、ジョウ・シュン、
そして金城武によって歌われている。
中でもジャッキー・チュンの歌は最も感動的で、わくわくさせるものであり、
現場の少なからぬ記者たちから、
「天王はその名に恥じない、いくら年が経っても力が衰えない」
と感嘆の声が洩れていた。

その2は、主演者達の演技が非常に素晴らしいことだ。
映画の中のジョウ・シュンの、クラシックな装いと感情のこもった演技には、
「ラヴソング」のマギー・チャンの、あの奥ゆかしさがあると
感じた記者が多かった。
また金城武も、まさに監督ピーター・チャンが以前言ったとおり、
初めて映画の中で、役柄ではない彼自身の性格の輝きが、完璧に現れ出ている。

その3。チャン監督が巨額を積んで招いたインドの名振り付け師は、
間違いなく豪華版≠セ。
大がかりな群舞シーンを見ると、思わず足が動き始め、
一緒に踊りたくなってしまう。

昨夜、ピーター・チャンに電話取材をしたところ、
映画全編の編集は終わったばかりで、2カ月あまりかかったという。
この仕事を始めて以来、最も編集に時間がかかった作品だそうだ。
今年のベネチア映画祭の閉幕作品として招かれる「如果・愛」は、
9月10日、ベネチアで世界プレミアを行い、
今年のクリスマスシーズンに、内地をはじめとする全アジアで同時公開となる。
(大河報 2005.8.26)


別の記事には12月23日公開とありました。

もう1本。


「如果・愛」の映像公開さる

昨日午後、監督のピーター・チャンと主演女優のジョウ・シュンが
正月シーズンの大作「如果・愛」の、世界初の予告編公開行事に出席した。
13分間にも及ぶ映像は、ドラマ部分とミュージカル部分に分かれている。
映画は1940年代、そして90年代から現代までの、2つの愛を描くもの。
映画の後半は1995年から2005年までで、ちょうど「ラヴソング」が
1985年から1995年までを描いたのにつながることになる――
この符合には、チャン監督も初めて気がついたという。
図らずも2つの愛の時代史となった。(中略)

ジョウ・シュン、金城武と抱き合いキスをする

予告編は13分、ドラマとミュージカルの2つの部分から成る。
物語は、3人の男女のラブストーリーで、
金城武とジョウ・シュンは幼馴染の恋人役。
2人が雪の降る中、抱き合い口づけするシーンは、30秒近くにも及ぶ。
ピーター・チャンは、このシーンでの金城武の演技を口を極めて絶賛した。

「このシーンは一番最初に撮るシーンだったし、
作品中、2人の感情が最も苦しく辛いシーンでもあった。
私は金城武が芝居に素早く入り込むことができるか、ずっと心配だった。
結果は、1回でOK。カットなしで、歩いてきて抱き合い、
涙を流すまで一気呵成だった」
(この次の部分は内容にかなりかかわってくるので、割愛)

ミュージカル部分の手法は「シカゴ」に似る

監督によると、作品中、ミュージカル部分の比重は全体の30%で、約40分、
全編の長さは110分。

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08月30日(火)
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