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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■Lovers特集より(新京報)
大陸の新聞、新京報の芸能部が、「娯楽周刊」で
「Lovers 十面埋伏」の製作裏話特集号を組みました。
読み応えのあるいくつかの記事からなっていて、
ネットで読めるようになっています。
その中から、武に関する部分を選んで訳してみました。
同じものですが、アップしているサイトによって、
掲載の仕方に少し違う部分があるので、そこらへんは適当に合わせました。
とりあえず、1本の記事を。残りは後ほど。
(一部ネタバレっぽいところは白くしました)
金城武について
商業的配慮:日本制覇
商業的側面から言うと、「十面埋伏」での金城武の効用は、
「英雄」のジェット・リーに似ている――つまり、
日本と東南アジア市場の征服である。
違うのは、国際的スターとしてジェット・リーが世界普遍種≠ノ属し、
欧米市場が一様に彼の面目を立ててくれるのに対し
(ミラマックスに至っては、
「英雄」を「ジェット・リーの英雄」と変えようとさえした)、
金城武は産地限定種≠ナあって、
日本と東南アジアは彼の1人天下であると言えることだ。
「二千年の恋」「ゴールデンボウル」「リターナー」……
ドラマでも映画でも不滅の人気を誇る金城武は、
日本のスターの誰に対しても対等に渡り合える。
これらの地域での影響力は、ジェット・リーを完全にしのいでいる。
注意深い映画ファンならお気づきだろうが、
中国内地で「十面埋伏」の大々的な宣伝が始まる前、
スチール写真や予告編など、この作品についてのわずかな手がかりは、
ほとんどすべて日本から流出してきたものであった。
その眼目は、例外なく金城武ただ一人だ。
日本の雑誌「CREA」などは、「十面埋伏」は金城武の
生涯の代表作になるであろう、
彼は初めての武侠時代劇出演のために、弓術や剣法、乗馬などの訓練を受けた
彼の素晴らしい演技は、従来の出演作を超えるものと、大いに賞賛した。
同誌は、「十面埋伏」を金城武の世界進出作品≠ニ呼び、
世界映画界進出の成功を確信してみせた。
「十面埋伏」が国際マーケットをにらんで採用したのは
対症療法″戦である。
1人の主演者が1つのマーケットを担当するが、その配置がうまく行けば、
満遍なく型≠謔閧焜Rンセプトが明確で、有効であり、保障は大きい。
その上、金城武はジェット・リーのような国際的トップスターではないので、
ギャラの額もはるかに低い。
だから彼に日本と東南アジアを受け持ってもらうことは、
非常に効率がよく、失敗のない安定した利益が期待できることになる。
個性:クールさと熱さをあわせ持つ
「十面埋伏」で飛刀一族の副首領を演ずる宋丹丹が金城武を評して言ったのは、
「生身の人間とは思えぬ美しさ」という言葉だった。
実はこのような賞賛は、「十面埋伏」がカンヌ映画祭で
お披露目されたときから、すでに我々の耳に届いていた。
現地で女性記者たちが、金城武と面と向かうと、ほとんど1人残らず
息が止まる≠ニいう生理的反応を起こしたということからも、
その美貌の一端がうかがえる。
もちろん、きれいな顔だけでは、
「十面埋伏」の主役を張る理由としては足りない。
「彼でなければならない」という選択は、
そのクールさと熱さをあわせ持った個性によるものに間違いなかろう。
普段の様子と同様に、芝居の中の金城武は、常にクールで
控えめな様子を見せている。もし、悲劇映画に登場したら、
観客はこのようなイメージをそのまま受け入れるだろう。
いつも運命による傷と誰にも知られぬ過去を背負い、
冷たい無常な世の中で、痛々しくもがき、残酷な闘いに明け暮れる。
そして静まり返った夜、1人暗闇の片隅に身を横たえて傷口をなめるのだ。
だが、もし、いったん1人の女が現われ、
彼に希望と温かな宿命の出会いをもたらすことがあれば、
彼の心の奥には、必ずや辺りをも明るく照らす炎が燃え始める。
そして、一切をかえりみることなく、
美しい種≠ェ失われないよう守ろうとするのだ。
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06月29日(火)
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