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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「向左走、向右走」の感想より・1
秋公開になってしまった「向左走、向右走」ですが、
季節的にはそのほうが合うし、
日本語字幕で見られる日がとても楽しみです。

yes asiaのDVDレビュー欄に寄せられた、たくさんの投稿の中から、
目についたものを、いくつか拾ってみました。
ネタバレは、多分、ない。すべて匿名で、原文は英語です。

●こういう映画がもっと必要!
ハッピーエンドの映画を、私たちは今必要としている。
この、どこもかしこも戦争と悪徳に満ちた悲しい世界で、
私達には、元気付け、日の光は届くのだと教えてくれるものが必要なのだ。
映画は、もともとはそのために創り出されたものではないだろうか? 
映画は娯楽なのだ!

●リアリスティック
映画がリアルかどうかは、見る人次第であり、非常に個人的なものだと思う。
が、そうではないと思うものが1つある。
それは、2人の主人公の孤独な毎日だ。
大都市にひとりぽっちで暮らし、周囲の人間にはいつも失望を感じて、
多くの人間が、インターネットでのつきあいと、
生活必需品の配達サービスを求めてコンピューターに向かう。
極端に走り、世界と接触しなくなってしまう者も入る。
そういう友達が私にはいるし、私自身も、
家にひきこもって、誰ともコンタクトをとらなくなることが時々ある。
これは健康な生き方ではないが、
このひどくせわしない世界で緊張をほぐす、1つの方法なのだ。
この映画がこんなにも人気があるのは、
誰にもある、共通なものを、この映画に見出すからなのかもしれない。


●武は素晴らしい!
私は武の演技スタイルが好きだ。
彼は、役を誇張もしないし、抑えすぎもしない。
彼を見ていると、彼自身が映画の孤独なバイオリニストに
なりかわってしまったように思える。
また、準備をした結果、そのバイオリンの持ち方、弾き方は実に堂に入っていて、
本当に弾けるのじゃないかと思ったほどだ。
ジジと武が公園で出会った後、
2人の幸せでうれしくてたまらない様子を表現する、それぞれのシーンがある。
ジジの演技はまだちょっと誇張されているが、武の方は、実に的確だった。
私は、幸せそうな武ではなく、
孤独なバイオリニストの幸福感を感じとることができた。
優れた俳優の演技は、観客に彼が演じているということを忘れさせる。
その意味で、2人の助演者もまた高く評価する。
全体として、これは非常によく演じられ、よく監督された映画である。


投票所

BBS  0:15
02月16日(月)
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