ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6278546hit]

■金鹿奨●新浪娯楽のインタビュー
だから、それぞれの地に分かれて垣根を作ることにならざるを得ない。
ですから、実は孔明が言いたかったことは、
みな、互いに相手を認めている、自分達は呉と連盟を結んだところだから、
周ユと孔明の関係はもっとよいものでありたい。
でも、それでもやはり利益が衝突することもあるかも知れない。

分かりませんよ(笑)、やはり英雄は英雄で、2人ともすばらしいです。
だからおそらく傍から見た人が、
きっと「周ユを生みながらなぜに」と考えていると思ったのかもしれない。
わかりません、はたから見た人の考えでしょう。

――ジョン・ウー監督の映画は全部見ていますか?

武 全部ではありませんが、主な映画はもちろん全部見ました。

――彼の映画はたぶん、香港でも非常に特徴的だと思いますが、
男同士の情ということを、あなたはどう評価しますか?

武 どう評価するか? なんとも評価はしません。彼には彼の味わいがあると思う。
彼の、何と言うか、特有の撮影方法と、彼の、
彼は俳優1人1人の特色をとらえることができますが、
技術はやはり他とは違っていますね。
彼自身の特質は、たくさんの作品は全部男と男の、
仲間同士の義侠心のドラマで、いいなと思います。
たぶん一種のジョン・ウー的なものでしょう。
それはこの映画でも感じます。
実際、監督は男の魅力をつかむのがとても上手です。

――多分観客は、あなたがこれまで演じてきた作品は、
ジョン・ウーの風格とはちょっと違うと思っていると思いますが、その点はどうですか?

武 その点は、ただ、今回は時代劇で、監督のこれまでの
銃をとってというのとは違いましたから、あまりいろいろ考えませんでした。
ジョン・ウーだから、どうすべきかとは考えたくなかった。
別のものですから。

――これの前の「投名状」もこのような大型の時代劇だったと思うんですが、
以前、こういいう映画はすごく大変だと言っていましたよね。
夏に頭巾をかぶらなきゃならなかったり、厚ぼったい服を着なきゃならないとか。

武 とても大変。やっぱり大変(笑)。
ぼくは辛かったけど、他の人はみんなぼくよりもっと辛かったと思う。
だって、甲冑も着なくちゃならないし、アクションはあるし。
そういう点では、ぼくは楽な方でしたね。全部ドラマ部分でしたから。
とはいえ、酷暑の中で、衣装はすごく厚くて、
ぼくにとってはドラマしかなかった、ドラマ演技がすべてで、
しかもそれを通して孔明を演じ出さなくてはならない。
ですからプレッシャーはやっぱりすごく大きかったです。

――多分、中国語圏の観客は、みなあなたの演技を見たがっていると思うんです。
でも、あなたが選ぶ作品はすくないでしょう、。
今、選ぶ基準があるとしたら、どういうものなんでしょうか?

武 縁がすごく大事だと思うんです。
だって、「赤壁」もそうで、選んだものではなく、
突然人がチャンスをくれたものですから。
ちょうど時間があったから、出演することができたし、すごく面白いと思った。

もちろんジョン・ウー監督の魅力もすごく大きかったし、
ストーリーもすごく魅力的で、役にも心をひかれ、
ちょうど時間があってやることができた。縁なんです。
昔から、ぼくは自分から何と何の映画をやろうとか計画したことはない。
全部、大監督がぼくにチャンスをくれたから、
ぼくは、やりますとか、やりませんとか言うことができたわけです。

―― トニー・レオンとは以前にも共演しているので、比較的気心が知れているでしょうね。
演技面では、私達もたくさんのトレーラーで、周ユとの間の対面や微笑みや
あるいは友人同士の気持ちの通じあいといったものを目にしました。

武 それはありました。ぼくらは「傷城」撮影中は割と仲良く、
すごくよく心が通じ合っていました。
今回の内容は三国で、それぞれの役で英雄を演じましたが、
それ以外では、撮影現場でもリラックスしていました。
リラックスすべきところではリラックスしてました。


[5]続きを読む

07月06日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る