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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ピーター・チャン監督インタビュー@
――この製作費をどう使いますか?
マーケットについてはどうお考えですか?
ピーター・チャン 本当を言うと、私にとって一番の問題は、
この映画の長さなんですよ。
この作品は実は最も納得できるものにするなら、おそらく2時間45分になるでしょう。
しかし、それは不可能だとわかっている。
我々中国人は、今はまだ資金も観客も十分ではない。
簡単に言えば、叙事詩を撮る資格がないということですから、
今質問のあったのは、つまり叙事詩で、
2時間45分というものはつまりそれですから、まだ我々にはその資格がない。
私は、最近の香港の監督達が3、4時間のフィルムを2時間にカットして、
つらい思いをするようなふうにはなりたくない。
それより、脚本を先に改めるほうがましです。
だから、今度の映画は2時間10分を越えないものになると思います。
――脚本は貴方が書いているのですか?
ピーター・チャン 私は毎回、一字一句を、俳優と、3、4人の脚本家と一緒に
毎回とても苦しんで書いてます。
脚本家達は別々のホテルに泊まっていて、お互いの存在を知らないんですが。
ヒロインは新しい女
次兄との結婚は過ちのおとぎばなし
――この映画は、3人の男と1人の女のもつれを、
ある1つの角度から解釈したものですが、貴方は恋愛物を最も得意としますね。
今度のバージョンでは、どんな女性になるんですか。
どんな特徴的性格があって、
この3人の男を引き付けることができるんでしょうか?
ピーター・チャン すごく難しいと感じています。
映画の中では、惹かれたと言えば惹かれたということになる。
一目ぼれだと言ってもそれは絵にすることはできない。
映画のヒロインが登場して魅力があるといえば魅力があることになる。
そういえばそういうことになるのです。
私のこれまでのどの映画でも、みな恋愛物を好んでいて、
どんな戦争も登場しなかった。
――この映画でのヒロインはどんな性格ですか?
ピーター・チャン 比較的新しい女性です。
私は恋愛映画はわかっている方だけれども、それは現代の恋愛のことです。
私の描く恋愛は非常に現代的で、昔の時代のものはとてもわかりにくい。
だから、この映画では、恋愛を描くのが一番難しいですね。
それに何度も書き直したのは全部恋愛に関する部分で、ヒロインのせいでもある。
今日はうまく書けたと思っても、いつもよくないと思い直して書き直しています。
製作会社があまりプレッシャーをかけないでいてくれるのはありがたいし、
出演者達もプレッシャーをかけないでくれています。
それでもぎりぎりまで新しい女性を描きます。
この女性は次兄、つまりアンディ・ラウと一緒になるからで、
それは美しいおとぎ話だけれど、誤ったおとぎ話なんです。
なぜかというと……
もうこれ以上言えませんが、結局は間違った組み合わせです。
当時は間違っていたという考え方はありえなくて、
結婚したらそれまで、愛しているかどうかとか、
離婚するとかいうことはあり得なかった。
だから、現代的な感覚で描くつもりです。
――新人を、ということも考えましたか?
ピーター・チャン 考えましたし、実際大勢の新人を面接しました。
ちょうど、「如果・愛」でそれこそ大勢の新人に会ったようにね。
ピーター・チャンとアクション指導のチン・シウトンは
毎日コミュニケーションをとっている
――今回のアクション方面は、
チン・シウトンはどちらかといえば自由奔放な想像力の人ですからお聞きするんですが、
彼がリアルな戦争映画を担当するんですよね……
ピーター・チャン 毎日話し合いをしています。
それも彼が担当する理由です。
実はアン・リーも「グリーン・デスティニー」のとき、毎日話し合いをしていました。
香港の監督はみんな現実離れしたものを撮るのがうまい。
我々は外国人を起用しようかとも考えたことがあったのですが、
私は絶対使いたくなかったし、
外国人にはこちらの世界はわからないと思うんです。
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12月13日(水)
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