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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ELLE MEN(中国)の記事(1)●追記
王碧莹は彼を一目見て、
漫画の主人公のような外見と日中両国語を話せる利点のほかに、
“老いに耐えられる”特質を認め、
年齢が上がるほど人気が出るだろうと断言した。
今考えると、この見解はまったく間違っていなかった。
ただ、“老いに耐えられる”は、どう理解すべきだろうか。
たとえば酒やお茶などは長い時間を経て渋みや刺激が少なくなってこそ、
まろやかな味になつことを私たちは知っている。
もちろん、もともとの素質が良く、
それだけのものを恵まれていることが大前提である。
金城武の素質と疑うものはいない。
“老いに耐えられる”ことが少年金城武の出発点であり、
今でも自分自身にしか頼らない、今日の金城武を作ったのかもしれない。
彼が歌手としてデビューしたことを知るものはほとんどいない。
もし、アイドルが流行した時代背景を知らず、
また師匠である陳昇によるプロデュースというイメージ作りを別にすれば、
歌唱力だけで言えば、彼は確かに“歌手”とは程遠い。
後のインタビューで彼はおおらかに認めている。
「最初はいろいろなことをしました。使い走りや雑用も。
一番好きだったのは演技だけです」
若いころ、彼はフェイ・ウォンと一緒に、
台湾金馬奨のゲストプレゼンターを務めている。
授賞式のとき、彼は笑わせようとしたが、うまくいかず、気まずくなってしまった。
それに比べ、“クール”で名高いフェイ・ウォンのほうは、
生き生きと明るく、反応も素早かった。
演技以外の、スターという身分に付随するものは何でも、
彼はあまり得意でないことがわかる。
幸い、映画にこだわり続けたことで、
映画界に移ってからは大監督とばかり仕事をしている。
ウォン・カーウァイ、ジョニー・トー、ピーター・チャン、
チャン・イーモウ、ジョン・ウー……
なかなかないのは、それぞれの名監督との仕事が1回だけに終わらないことだ。
最初の仕事は、もちろん、この金城武という名の青年の
“美貌”“使いやすさ”“適性”ゆえである。
2回目、3回目となって、
ある重要なスタッフのメンバーの1人にまでなることさえあるのは、
彼に非常に大きな可塑性と、歳月によって磨かれた魅力と精神力あればこそなのだ。(続く)
(ELL MEN睿士7月号)
金馬奨のときは、面白くて良かったと私は思いましたけどね。
見るたび笑ってしまいます。
●追記
上で言及された金馬奨の動画がYou Tubeにあります。
「心動(君のいた永遠)」のときだから、1999年?
この翻訳はしたことなかったかなあ?
他でしてくださっていたから、してなかったかもしれない。
わからなくなってしまいました。
BBS ネタバレDiary 0:30
07月06日(日)
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