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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■一番ハンサムな諸葛亮(今日早報)●「投名状」ディレクターズ・カット版DVD
続けて「赤壁」の撮影に入ると、なんと、事情はもっとひどかった
――あいにく北京の夏にぶつかったのである。
毎日、高温の中、厚ぼったい時代衣装を着ねばならず、蒸し暑さに物も言えず、
おまけに主役が多すぎて、メイクを終えても、出番まで長いこと待たねばならなかった。

一番苦しかったのは、いざ出番のとき、突然、どう演じてよいかわからなくなることだった。

「どうしゃべったら、それらしいだろう? どう歩いたらいいだろう?
……今回、時代衣装を着て、でもアクションはないという初めての経験だったので、
本当に変な感じでした。
ドラマシーンのセリフは、初日の出番のときは、暗記で頭が痛くなりました。
突然、自分が何にもできなくなったみたいでした」
金城武はジョン・ウーに教えを請い始めた。
ただ、質問がだんだんしょっちゅうになっていったので、
外部に「撮影時、文句が多かった」というゴシップ種を提供してしまうことにもなったのである。

「実際、ほとんどの人が、ただ、ぼくが現場で質問好きだったという噂を聞いてるだけで、
でも、ぼくと監督がとてもうまく行っていたことは知らない。
はたで見ている人がぼくらのことをどう取りざたしようと、
ぼくには本当にどうしようもできないんです」
芸能界で長年悪戦苦闘してきたのに、こんな小さなことで金城武を非難できるだろうか。

諸葛亮の伝奇がいろいろ伝えられるのは、彼が超人的な知恵を持っていたということだけではなく、
「生ある限り国に忠勤を励む」精神にもよる。
しかし、ジョン・ウーの「赤壁」では、人並み外れた才能のある諸葛亮は
いつも張飛にいじめられ、曹操には「田舎者」と嘲笑される。
また周ユの目に映った彼は、小動物が好きで、
馬の出産も扱えるし、鳩を洗ってやったりもする。
不意に周ユが「鳩が風邪ひくんじゃないのか?」と諸葛亮をからかう。
このような諸葛亮は、明らかに観客の固定観念とはどんどん離れていくものだ。

金城武にどう評価するか、たずねると、数秒考え込んだあげく、やっとこう答えた。
――「やはり観客に聞いてください。実はぼくは全然諸葛亮に似てないです」

どこの誰が、では似ているのか?

金城武はトニー・レオンを挙げた。
「彼は演技を教えることはできないけど、
自分の演技を通して、こういう演技のやり方があるんだと感じさせる、
あるいは、どうしてそういう演技を思いつかなかったんだろうかと、
自問させることができる。
だから、彼の方がもっと諸葛亮に近いと思います。
もともと、この役は彼にあてられたものでもあったんですから」
(江波・文/今日早報 2008.7.4)



●「投名状」ディレクターズ・カット版

私にとってはビッグ・ニュース。
香港王のサイトに予約商品として紹介されてました。7月8日発売予定。
いつのまに作ってたのかしら。
詳細を見ると、これは観たい。
リージョン・フリーのデッキも、いよいよ買わねばならなそうです。

    


BBS  ネタバレDiary    23:20

07月05日(土)
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