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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■シンガポール「icon」誌の記事・下●追記
私的な問題についての質問禁止、サイン禁止にツーショット撮影禁止である。
小さい部屋に入って取材をする前、随行のスタッフが、
もしプライベートなことを質問したら、すぐ出ていただくと注意した。
おい、もっと言い方を礼儀正しくできないものかね?
「如果・愛」には記者会見のシーンがあり、
金城武演じる大スターが記者に向かってこう言うのだ。
「もし、不適切な質問をなさったら、記者会見は中止です」
映画の外の現実と驚くほど重なっている。
武は笑いながら説明した。
「これをやる前に、監督に、本当の記者会見を撮って
このシーンにする方がいいですよ、って言ったんです。
いや、本当をいうと、映画の宣伝は、観客に映画そのものを、
よりよく伝えるものでなくてはいけない。
それは映画会社への敬意でもあるんです。
ぼくの私生活については、ぼく個人は
そういうことを話したいとは全然思っていません」
撮影の禁止については、気が散って、何を話しているか
忘れてしまうからだとのことだった。
おまけに、普段はあまりしないサインさえも、きれいさっぱり禁止なのだ。
「どうして、あれもこれもしないと協力してないことになるんですか?
どうして必ず言われる通りにしなくちゃいけないんですか?
インタビューのときはインタビューを、撮影のときは撮影を、ぼくはそう考えます。
ぼくたちの概念が違うんでしょう」
食事のときは食事を、眠るときは眠ることを――いい男はなんと禅を語り出した。
なかなか見られぬ笑顔、インタビューの間一生懸命答えてくれたことで
よしとしようではないか。
ほら、これこそが美貌であることの利点なのだ。
(胡錦偉・文/icon 2006年2月号)
私にはこの記者のスタンスがちょっとわからないんです。
基本は書くべきことを書いていると思う。
でも文章の初めと終わりの皮肉は、武へのものか、同業者へのものなのか。
本文はまっとうなことでも、前後にそういう振りと落ちをつけねばならない
シンガポールの彼をめぐる状況なのか。
(もっとも、私の読解力では文章のニュアンスまでつかむのは難しいですから)
前に楊麗玲さんも書いていたように、初対面の人物に、深い話や個人の考え、
感情、ましてプライベートなことなど、気前よくどんどん話してくれなどんて、
普通は言えないことです。
でも、記者は、マスコミだからと、それが当然のように勘違いする傾向が、多分ある。
シンガポールはどうか知りませんが、
香港では、マスコミは宣伝してやるのだからという態度だと武も言っていたし、
それに合わせる芸能人も大勢いるのではないでしょうか。
そんな中で、自分が当たり前と思うことを貫くのは、すごく抵抗を受けるでしょう。
自分の仕事のことを考えたって、あるいは人との付き合いでもいいけど、
なかなか難しいことは想像つきます。
まして、同じ仕事であっても、芸能人はめちゃくちゃに悪口言われやすいですから。
何を言われても、普通の人間としてまっとうだと思うことを守りたいとする彼は、
スペトラ香港プレミアのとき、同行した本広監督が言っていたように、
戦っているんだと思う。
その言葉が今、よくわかった気がしました。
笑顔をくずさず、しかし、戦っているんだと思います。
私はそんな彼を尊敬するし、応援しているよと伝えたい(間接的にね)。
そんなことを感じさせられた記事でした。
●追記 8:30
今、気がついたのですが、
本広監督の言葉って、どなたも御存知なわけじゃないですよね?
当時、本広監督のサイトにあった日記なのですが、今行ってみたら、
04年からのしかないようです。
該当箇所のみ、期間限定で、「こちら」に引かせていただきます。
パスワードsupetoraでご入室ください。
→wintersongでどうぞ。(2010.5.9)
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01月31日(火)
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