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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■とりあえず上海の記事
「如果・愛」では、金城武演ずる林見東は、感情に非常にこだわり、
ジョウ・シュン演ずるヒロインと別れて以後10年の間、
ずっと思いを断ち切れず、その愛は恨みを生んでしまいさえする。
この役の解釈について、金城武が言ったのは偶然の一致≠セ。

「林見東は、自分を開くことのできない人で、
ぼくも気持ちを人に言えない人間です。
この点に、ぼくの過去の姿が投影されています」

彼は、自分をひたむきな男だと言うが、
ストーリーと役は監督から与えられたのであり、
「ぼくがそういうのを演ずるのが得意というのではなくて、
偶然の一致でやることになったんだ」

ご存じのように、映画には金城武が泣く場面がいくつかある。
なかでも、プールに沈みながら大きな涙の粒を流すシーンは、
人の目を奪う。

「この映画では、泣いたり、イライラをぶつけたり、
感情の変化がぼくを壊しそうだった。
実は、泣くシーンで感覚をつかめないんじゃないかと、
ずっと心配だったんです。……でも、本番になったら
自分でも信じられないくらい泣けた。心が傷ついて。
無意識にこの2つのシーンを待っていたのかもしれません。
監督が「カット」と言ってからも、気持ちがなかなか元に戻りませんでした」

このような感情の起伏の大きな芝居は、
自分の演技も少なからず進歩させるのだと彼は言った。
(金羊網 2005.11.30)


以上、両方とも上海。北京などはまた明日。
しかし、ベネチアではいつになくふっくらしたなと思ったのに、
(その頃の雑誌の写真もそうです)
金馬奨では素敵だが、あら、また、やせたと思いました。
そして今度のプレミアでは、もっとやせた、というか、やつれた。
休暇でこんなにやせるなんて――何があったんでしょう。


BBS  ネタバレDiary  1日1回! ★ 12:60

11月30日(水)
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