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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■マスコミ向け試写会行なわれる(如果・愛)
今年のベネチア映画祭の閉幕作品から、オスカーの香港代表に至るまで、
「如果・愛」はすでに映画界に認められた作品となっている。
昨日、この映画が初めてマスコミの記者達の目に触れることとなったが、
試写会に同行した記者は、確かに非常に新鮮だが、
ミュージカルシーンが少なすぎると述べた。
鄭州(河南省)のある記者は、
この映画はハリウッドミュージカルの古典と比べると、シーンが明らかに弱い、
ミュージカル部分は心理劇を推し進めるためのプロセスに過ぎないと語る。
広州の女性記者は見終わった後、泣きすぎて声が出なかった。
彼女は映画の中の愛に感動してこう言う。
「映画を見てこんなに泣いたのは、本当に久しぶり。
ピーター・チャンは恋愛映画の名手です」
既報のように、「如果・愛」は11月30日、北京で盛大なプレミアを行なう。
主演のジャッキー・チュン、金城武、ジョウ・シュン、チ・ジニは全員出席し、
また映画の中の歌を歌う。
(燕趙都市報 2005.11.23)
いや、ミュージカル映画ではないよ、分量も少ないよ、とは、
さんざん監督が言ってきたことですからね。
ミュージカル部分が、ハリウッドに比べてやはり弱いというのは、
ベネチアでも言われ、それでも中国語映画の意欲的な試みとして
評価されていました。
継ぎはぎの紹介になりますが、以下は北京晨報から。
(前半は「千里走単騎」のことなので略)
昨日午前、今年のお正月映画のトップバッターで
12月2日に上映される「如果・愛」が、
星美国際影城にてマスコミ向け試写会を行なった。
監督のピーター・チャンは、上映後に取材を受けた。
ピーター・チャンが言うとおり、「如果・愛」は
伝統的意味でのミュージカル映画ではない。
映画の大部分はリアルなドラマであり、
ミュージカルは劇中劇としてのみ、全体の30%の割合で登場するからだ。
ドラマ部分には、一貫したピーター・チャンのストーリーテリングの
風格が留められており、「ラヴソング」の感じに少し似てさえいる。
ミュージカル部分は挑戦段階のものではあるが、
それでもジャッキー・チュンの歌とボリウッドのダンスとで、
優れたものとなっている。
(中略。ストーリーと、ジャッキー・チュンの歌の見事さを述べた部分ですが、
どうしてもかなりのネタバレになり、これも略。
ジャッキーに比べると、他の主演者のミュージカル部分は
明らかに及ばない、とあります)
ピーター・チャンは、上映後のマスコミの取材にこたえ、
どの出演者も素晴らしく力を発揮したが、やはり金城武が
自分にとって非常に大きなうれしい驚きだったと語った。
ピーター・チャンは笑いながらこう述べた。
「こう言うと、ひょっとして他の出演者には
不公平になってしまうかもしれない。
それでも、金城武は確かにぼくにとって、うれしい驚きだった。
彼は以前の映画ではいつも綺麗さを売り物にする役どころを演じていたから、
この映画の最初のシーンから、こんなに役になりきってくれるとは
思いもしなかった」
そしてさらにこう説明した。
「彼の役は実は非常に難しいものなんだ。
というのも、大変極端で、極端に1人の人を愛し、また極端に報復しようとする。
極端すぎて、理性のある人にはばかばかしく思えてしまうようなものなので、
うかつにやると、日本のマンガの人物のような演じ方になってしまう。
けれども、映画を見たら、彼は全然アニメの人物のようには見えなかったよ」
次は、全文いけます。
昨日の午前、今年のお正月映画シーズンの開幕を告げる作品
「如果・愛」の試写会が星美国際影城で行われた。
これは、この映画の上映版の初めてのマスコミへの公開である。
監督のピーター・チャンは、上映後、こう明言した。
「恋愛映画ですが、情人節シーズンにはこのような大作は合わないので、
多方面と相談した結果、やはり正月シーズンに上映することにしたのです」
また、ジャッキー・チュンは約束を取り消したいと思っていたのだが、
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11月23日(水)
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