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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「如果・愛」アカデミー賞エントリーへ●エントリー決定
なぜ、「如果・愛」が選ばれたかの理由のほうを、
会見に先だって出た内定報道記事で見てみたいと思います。

記者会見にはいなくて寂しいから、せめてスチールを。

    

新鮮なジャンル
中国ミュージカルは特色豊か

今回「如果・愛」が「長恨歌」と「神話」を破ることができるだろうというのも、
投票した11人の理事の大部分が、
この作品を、非常によくできていると認めているからだ。
外国の映画人は、これまで中国風武侠映画や文芸映画は見すぎるほど見てきたが、
中国風ミュージカルはほとんど触れる機会が無かった。
それゆえ、理事達は、この作品での参加は、
オスカーノミネートのチャンスがより高くなると考えている。

理事の1人、寰宇電影代表の荘澄は、電話インタビューで、
「『如果・愛』は非常に良くできている。少なくとも、香港映画の新しい試みだ。
香港ではこのようなミュージカル映画は少なく、
外国の観客はなおさら、目に触れる機会がないから、彼らにとっては新鮮だと思う」

美亜電影代表の理事、唐慶枝は、競う3作の香港映画についてこう考えている。
――「長恨歌」は非常に真摯で、バックミュージックも衣裳もよく研究されている。
ジャッキー・チェンの「神話」は、
ジャッキーの努力がよくうかがえ、大作の風格をかもし出した。
ピーター・チャンの「如果・愛」については、非常に特別であり、
香港は長いことミュージカル映画を撮っていない、
ジャッキー・チュンの、映画後半での演技は素晴らしい――。
唐慶枝は昨日、電話取材に応じ、
「どの作品に一票を入れるかは言えないが、
3作品の中で『如果・愛』は特別だと思う」と述べた。

映画製作者協会主席で狄龍(ティ・ロン)国際電影発行公司社長の洪祖星は、
昨日長距離電話で、「『長恨歌』はかなり感動的なできで、映像もいい。
『神話』は資金をかけ、西洋の映画の味もある。
『如果・愛』は、一歩を踏み出したもので、
これまで見たことの無いタイプの香港映画だ。確かに新しい。
3作品は、それぞれに良さがあり、選ぶのは難しい」と回答した。

また別の理事を出す中国星も、「如果・愛」に一票を投じたと言われる。
同社社長、華強の夫人、陳嵐は電話で、
「投票するのは夫です。彼がどの作品に投票したかは知りません。
でも、(『如果・愛』を)見てとても感動していました」と話した。(以下略)
(りんご日報 2005.9.27)


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09月27日(火)
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