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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「如果・愛」関係ニュース(新スチール●TIME●金馬奨●オスカー)
ピーター・チャンは、昨日電話でこう説明した。
「この映画のプロデューサーは、『ミリオンダラー・ベイビー』を
プロデュースしたアンドレ・モーガンです。
彼はオスカーを非常に重視しているので、
私も香港代表の資格を得ることを望んでいます。
香港代表という関門を突破できるかどうかは、私にはわかりません。
すべて理事の投票で行なわれるから、あらかじめ知る事はできないし、
他の2作品が大きなライバルだから」

台湾では、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の「天辺一朶雲」が
エントリー作品となるはずだ。
内地には、陸川監督の「可可西里」、チャン・イーモウ監督の「千里走単騎」、
そしてチェン・カイコーの「無極」の3作品が内地代表の資格を争い、
おそらく今週中には結果が出るだろう。

香港を代表してオスカーの外国語映画賞をねらう香港映画は、
さらに全世界からの50編あまりの映画とノミネートを競わねばならない。
ピーター・チャンは、こう語る。
「実際、オスカーでノミネートされるのは、容易なことではありません。
全世界から50以上の作品が5つの席を争うのです。
当然、ある難しさがあります」
(りんご日報から 2005,9,22)



●大陸では、一歩踏み込んで、こんな情報も

「如果・愛」オスカーを狙う
ピーター・チャンは自信あり

昨日、「如果・愛」の製作会社から得た情報によると、
この作品は、すでにオスカー外国語映画賞に香港代表として
参加することになっているという。

聞くところでは、今度の米国アカデミー賞最優秀外国語映画賞
香港地区代表には、「如果・愛」「長恨歌」「神話」の3作品が
立候補しているという。
香港の映画製作者協会主席、洪祖星は、記者の取材に対し、
3つの候補作品は、現在、審査を受けている最中で、
今月28日ごろ最終結果が発表されると回答した。

うわさでは、すでに「如果・愛」が内定していると言われ、
この点を監督のピーター・チャンに確かめたところ、
監督は控えめだが自信を持って、こう答えた。
「言えるのは、私自身は自信があるということだけです。
ベネチアの反響だけでなく、作品の質、それに
私たちのプロデューサーであるモーガンの映画界での経験もあり、
選ばれることには非常に自信を持っています」

香港代表にエントリーした3作品は、いずれも今年製作の合作大作である。
香港映画制作者協会主席の洪祖星は、
これこそ、ここ2年ほどの合作映画隆盛を証明するものだと言う。
記者が3作品の優劣についてコメントを求めると、
彼は、3作それぞれに長所がある、
協会は今年の香港映画のレベルを最もよく表す作品を、
オスカー外国語映画賞に送り込むと答えた。

「如果・愛」の製作会社の話では、ピーター・チャンは今年
すでに5つの映画祭(釜山映画祭、東京映画祭、ニューヨーク映画祭、
台湾金馬奨、トロント映画祭)の招請を断っており、オスカーに的を絞っている。
彼は、昨日、取材の折、
「他の映画祭がオスカーとぶつかるものではないことを知っていますが、
この映画は文芸映画ではないし、芸術映画でもない。
ですから映画祭に参加するという宣伝方法をとる必要はない。
行かねばならぬなら、最高のところに行きます。
だから私はオスカーを選びました」
(南方都市報 2005.9.22)


同じく大陸の信息時報も、アジア各地のオスカーに向けた競争について
報じた中で、香港については次のように述べています。


香港:「如果・愛」が一番人気

香港映画製作者協会は、先ごろ、「如果・愛」「神話」「長恨歌」の3作品に、
来年のオスカー最優秀外国語映画賞香港代表の選定に参加するよう要請した。
ある消息では、「如果・愛」がすでに代表に内定しているという。
昨日、同作品の宣伝部責任者の呉窮氏にたずねたところ、
氏はまだ公に決まったという報告はないとの返答だった。

しかし、この映画は、今年のアカデミー賞を制した

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09月22日(木)
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