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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「Perhaps Love」記者会見・大陸の記事A
歌と踊りで愛を表現
「私が好きなものはたくさんあります。映画、音楽、文学、新劇です。
しかし、映画と音楽を結びつけるのは、まだやってみたことがありません。
これはちょっと難しくて、私も混乱していて、
今になっても、どう効果があがるかわからないんです」
心配は心配として、しかし作中のダンスシーンの把握については、
みんなを安心させた。
「私は意味なく歌や踊りが入るのが一番嫌いです。
歌と踊りで感情を表現し、歌と踊りを用いることでそれを強調したいと思っています」
また、8年間全く恋愛物を手がけていなかったし、
こんな大作だというのも非常に心配だとも認めた。
「年をとって感情がどんどん低まっていくのがこわい」、
だからミュージカル方式を取ることで、
雰囲気と情緒を揺り動かしたいのである。
作中にはもう1つ、不思議な役柄`ontyがある。
これは神秘的で、またキーとなる人物でもあり、3人の主人公の誰にもつかず、
華麗さの裏側に潜む、人の心を酔わすような愛の物語を歌によって語る。
うわさでは、この人物はアンディ・ラウが演じると言われているが、
まだ確認されてはいない。
この役を、ピーター・チャンは大変気に入っており、
作中で最も面白い人物だと考えている。
「ボブ・フォッシーが1972年に撮った、
あのミュージカル映画『キャバレー』が好きなのですが、
その中にも、このようなストーリーを語る人物のエピソードがあります」
歌と踊りの他にも、映画にはサーカスや空中ブランコが登場し、
現在サーカス小屋がチュードゥンに建設中だ。
前は映画撮影での別撮りは嫌いだったピーター・チャンだが、
これらの大シーンのため初めて別撮りすることになること、
また金像奨で5回受賞した香港映画界のトップ・アクション指導者の
トン・ワイ(「HERO」「ヒットマン」「無極」)を招請したと語った。
最後にピーター・チャンが最も得意とするテーマである愛に話題が戻り、
彼は簡潔にズバリと言った。
「年をとると、恋愛感も変わるし、激しさがなくなる。
だからぜひ歌と踊りを用いて表現したいのです……」
出演者・スタッフの寸評
金城武――「ウォン・カーウァイのお抱え俳優では?」
「私は彼にウォン・カーウァイ映画の烙印があることへの懸念はありませんし、
彼はもう長いこと、カーウァイの映画に出ていません。
どの俳優も、違う監督と仕事をして違う演技をします。
中でも私は彼が出演した『LOVERS』を見て、
彼に成熟感がはっきりと現われたと思いました。
しかし若さとエネルギー、それにファンタスティックな要素もあり、
ロマンティックなものも表せます。
彼は少年の感覚と男らしさを併せ持っています」
ジョウ・シュン――「なぜ彼女を選んだか?」
「彼女の出演した『蘇州河』を見てとても気に入りました。
彼女はどこにいても、しっくりくると思います。
私はこの言葉は嫌いだけれども非常に国際化されている。
あるいはとても都会的です。
この点でマギー・チャンに非常に良く似ている。
かすれ声ではないかということについては、
私は彼女の歌はとてもいいと思っています。
だれもがジャッキー・チュンのようになる必要はありません」
ピーター・パウ――「クリストファー・ドイルを捨ててパウを選んだ?」
「ドイルとはとてもいい友人同士で、撮影スタイルもよく似ています。
いつも現場でインスピレーションを探していきます。
しかし今回彼はちょうど他の映画を撮影中です。
ピーター・パウとは長い知り合いなのに、一緒に仕事をしたことがなかった。
仕事のやり方が違う人と一緒に組めば、きっといい刺激になると思う」
(青年時報 2005.4.21)
BBS 3:30
04月24日(日)
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