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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■陳可辛監督インタビュー
陳 今内地で本当にヒットしているのは、いくつかのコメディと武侠物です。
恋愛映画はどうかといえば、人はディスクを買って家で見ようと、まず考える。
だから私は、華麗な歌と踊りのシーンによって、観客を映画館に呼びたい。
映画の華やかな美しさ、壮麗さを、大スクリーンで感じ取ってほしい、
そしていつのまにか、その中の愛の物語に感動していてほしいのです。
記者 内地の映画をどう思いますか?
陳 以前は、内地には商業映画とそれを撮る監督はとても少ないと思っていました。
今、内地の映画市場はようやく動き出したのだと思います。
モデルが出来上がらないうちは、ここには刺激と挑戦がいっぱいです。
フォン・シャオガンが香港のスターを巧みに使いながらも、内地の話を撮るような、
そんなやり方でやれば、両岸三地の観客をみな満足させることができるでしょう。
記者 あなたは、妥協せざるを得ないと感じていますか?
陳 香港の監督は1人1人がみなプロデューサーですから、どうしようもありません。
あなた方は非主流の映画も撮ることができる、ここは人がたいそう多いから。
香港ではだめです。香港の人口はわずか600万です。
アメリカにはウディ・アレンが存在しうる。
しかし香港は人口に比例して言うと、ウディ・アレンを見る人は3,4人だけ。
もちろん、ウォン・カーウァイは特例です。
彼は商業的な手法を用いて自分の物語を語る。
だから、香港の監督は妥協しなければならないときもある。
でも妥協は決して悪いことではないのです。
(新快報 2005.2.28)
BBS 2:00
03月01日(火)
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