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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■バンジー・ジャンプ
金城武はもう少し真面目で、眉を寄せて、
この遊びは本当に怖い、しなくて済むということはないのだろうかと考えていた。
昨日の現場でこのバンジー・ジャンプの指導をしていたのは、
中国語が上手な2人の外国人。ジャンプには4年のキャリアがある。
2人の小天王は、朝から午後まで彼らに教えてもらっていたが、
ジャンプ台に登って橋の下46メートルの水面を見下ろすと、
やっぱり足がいうことを聞かなくなるのだった。
いよいよ金城武とジミー・リンの2人は万全の装備で台に登り、
今ひとつためらいながら台の橋まで「行かされ」た。
このとき、ジミー・リンはもう強がる様子は消え、全身震え始めた。
そしてやはり震える声で、隣の金城武に「君は震えてない?」とたずねたが、
彼はとっくに脅えて声が出ない。二人はカウントダウンの間、
両手を挙げ、自分は鳥だと空想し、それから飛び降りていった。
飛び降りた感じはどんなものだろう?
金城武が言うには――体がどんどん沈んでいく感じだった。
誰も助けには来られないという思いにとらわれ、絶望感を覚えた。
すると体が突然跳ね返された。そのとき「気持ちいい!」と思った。
ジミー・リンはといえば――飛ぶ1、2秒前が一番怖かったが、
飛び降りたら怖くなくなった。
ずっと目を開けて「景色を眺めていた」。
2人とも、絶対に2回は飛びたくないと口をそろえたが、
「残酷」な監督は別な角度からもう少し撮りたいと言って、
もう1度「決死」行動をさせたのだった。
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BBS 23:59
03月18日(木)
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