ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257796hit]

■中国1〜3月期の成長率11.9% 
1、中国:成長率11.9% 金融危機後、最高に 1〜3月期
2010年4月15日  毎日新聞
2、中国経済を牽引する10億人の低所得者層
                    2010年2月15日 毎日新聞
3、人民元が切り上げられると、どうなるの?=回答・柳原美砂子
毎日新聞 2010年4月14日

 中国は空前の成長を続けている。中国国家統計局は15日、10年1〜3月期の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比で11.9%だったと発表した。

 ここでは中国の外貨準備高に付いて少々引用したい。
中国の2009年末の2兆3992億ドル(約216兆円)はもちろん世界一。2位・日本の1兆493億ドルの約2.3倍なのである。本来、貿易黒字の影響によって人民元は値上がりするのが経済原則。しかし、中国政府は「元安維持のため大量の元売り・ドル買い介入を断続的に実施し、一段と外貨が蓄積されています。貿易黒字と輸出下支えのための元売り・ドル買い介入で、外貨が積み上がっていくという外貨蓄積のスパイラル状態にあります。」(毎日新聞から)

 ポイントは、この介入によって市場で売却された元は、市場に吸収されずに放置される結果、市場に過剰流動性が蓄積し、金融緩和と同じ効果が発揮しているのである。これら一連の動きは、「昨年末の外貨準備高が前年比23.3%増、通貨供給量(マネーサプライ)が同27.7%増、銀行貸出残高は同31.7%増というデータが端的に示しています」(毎日から)

 元の過剰流動性によって、大都市中心部土地は平均で年間2〜3割、優良物件は同5割近く値上がりしているようである。過剰流動性によって、土地バブルが起こっている。この現象は所得格差がますます広がることを意味する。所得の低い10億人近い低賃金労働力が中国の国際競争力を支えているが、不満のマグマが何時噴き出してくるか分からない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
1、中国:成長率11.9% 金融危機後、最高に 1〜3月期
2010年4月15日 11時22分  毎日新聞
 【北京・浦松丈二】中国国家統計局は15日、10年1〜3月期の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比で11.9%だったと発表した。積極的な財政出動で内需が刺激され、輸出も回復しており、08年秋の金融危機後で最も高い伸びとなった。高成長が確認されたことで、米国が求めている人民元切り上げに向けた中国側の判断が注目される。
 四半期ベースの成長率では07年10〜12月期(12.0%)以来の高水準。2ケタ成長は09年10〜12月期(10.7%)から2期連続で、成長ペースが一段と加速し、景気過熱も警戒されそうだ。
 金融危機前には2ケタの伸びが続いた中国の成長率は09年1〜3月期には6.2%に低下したが、その後は急回復している。10年の年間GDPで日本を抜き、米国に次ぐ世界2位の経済大国となるのは確実とみられる。
 中国は金融危機対策で打ち出した総額4兆元(約54兆円)の大型財政出動を今年も継続。消費の指標となる1〜3月の小売総額は17.9%増と好調な新車販売などを反映。落ち込んでいた輸出も海外経済の持ち直しを背景に復調し、1〜3月は28.7%増だった。
 一方、1〜3月の不動産投資は35.1%増と大幅に伸びた。景気対策や金融緩和で資金があふれ、不動産バブルの様相が強まっている。また、1〜3月期の消費者物価指数は前年同期比2.2%上昇。インフレ懸念も指摘されているが、中国政府が目標とする3%以内には収まっている。
 中国国家統計局の李暁超報道官は15日の会見で、高成長を「主に景気刺激策の結果」と説明する一方、成長率が低かった前年の反動も一因と指摘した。
【関連記事】
<成長する中国>中国GDP8.7%増 膨らむ資産バブル 庶民に乏しい実感
<成長する中国>中国経済を牽引する10億人の低所得者層
中国と日本 「異なる常識」当たり前
人民元問題 米中の巧妙な衝突回避
質問なるほドリ:人民元が切り上げられると、どうなるの?

[5]続きを読む

04月17日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る