ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■プリウス問題:日本製品の信頼を左右

トヨタ:新型プリウスのリコール検討 日米で30万台
              2010年2月7日  毎日
社説:プリウス問題 安心と信頼の回復を
                     2010年2月7日 毎日
社説:プリウス問題―遅すぎる全車修理の判断
                     2010年2月6日  朝日
社説1 日本製品の信頼左右するトヨタの対応(2/6)
                     2010年2月6日  日経

 ハイブリッド車(HV)新型「プリウス」のブレーキが利きにくいとの苦情が相次いでいる問題で、トヨタ自動車は日米でリコール(無償の回収・修理)を実施する検討に入った。対象は日米で計約30万台にのぼる見込み。看板車種にまでトラブルが拡大したことで、経営への打撃は避けられそうにない。

 米国の報道などは、感情的な反応がにじむのはやむを得ない。失業率が高止まりと、自国の雇用とメーカーの保護に傾くのは自然な成り行きだろう。ましてトヨタは昨年のゼネラル・モーターズ(GM)破綻(はたん)で、世界一の自動車メーカーになった。自動車産業の国アメリカで、頂点に立つ企業の品質の言動には厳しい目にさらされることは当然だろう。

 欧米でアクセルペダルの大規模リコール(回収・無償修理)を始めたトヨタ自動車、品質に対する疑いの広がりと深さは「危機的な状況」(豊田章男社長)になっている。どうしてこんなことになったのだろう。技術の過信か・設計思想に問題があったのか、過度なコストダウンが原因か・・・トヨタの問題は
深刻な広がりになる気配である トヨタは日本を代表する企業であり、日経の社説が指摘するように「日本ブランド全体の信用失墜につながりかねない。」のである。
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トヨタ:新型プリウスのリコール検討 日米で30万台
                        2010年2月7日  毎日
 ハイブリッド車(HV)新型「プリウス」のブレーキが利きにくいとの苦情が相次いでいる問題で、トヨタ自動車は日米でリコール(無償の回収・修理)を実施する検討に入った。トヨタは「構造的な欠陥はない」(広報担当)としているが、拡大する消費者の不安を一掃するため、明確な対策を打ち出すことにした。実施した場合、対象は日米で計約30万台にのぼる見込み。看板車種にまでトラブルが拡大したことで、経営への打撃は避けられそうにない。
 リコールを検討しているのは、昨年5月に発売した新型プリウス。昨秋以降、「ブレーキが一時的に利かなくなる」などの苦情が日米で多数寄せられている。トヨタによると、凍結した路面での横滑りなどを防ぐABS(アンチロック・ブレーキ・システム)の制御ソフトに問題があり、ブレーキが一時的に利かなくなるような状態が起こるといい、改善策として、ABSの制御プログラムを修正する。
 1月以降の生産分については、プログラムの変更を済ませており、リコール対象は昨年12月までに生産した国内向け約17万6000台、米国向け約10万台の見込み。プリウスとブレーキ・ABSの機構が類似する高級車ブランド「レクサス」のHV「HS250h」やセダンタイプのHV「SAI」などもリコール対象にするか検討している。
 トヨタ内には「重大な欠陥がない」として、リコールではなくサービスキャンペーン(自主改修)にとどめるべきだとの意見もある。しかし、ラフード米運輸長官が4日、豊田章男社長に安全対策の徹底を要求したことなどを受け、日米当局と協議した上で、具体策を最終判断することにした。【大久保渉】
 
【ことば】リコール
 自動車に設計・製造上の欠陥、不具合が判明し、道路運送車両法に基づく安全基準を満たさなくなった場合、メーカーが国交省に原因、対策を届け出た上で回収・無償修理をすること。安全対策としてはリコールのほか、▽車両法には抵触しないが、安全性に問題があると判断した場合の「改善対策」▽品質の維持、向上のためメーカーが自主的に修理する「サービスキャンペーン」−−がある。

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02月09日(火)
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