ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■米国発 金融危機影響の代表例2題


1、トヨタ、前期は最終赤字4369億円 販売急激、円高も響く
                       2009年5月8日 日経
2、トヨタ連続営業赤字へ 10年3月期、8500億円に拡大
                        2009年5月8日 毎日
3、米国の凄まじい失業者の増加
                  2009年5月10日 金融危機関連情報

 米国発金融危機が如何に経済に大きな影響を与えているか、その指標の第一が米国に失業者の激増である。就業者数の減少は16カ月連続となり昨年1月からの減少数は574万人に達している。今年1−4月のみで266万人で、1ヵ月の66万人が失業している。何時になったら、失業者の増加が止まるのか。はなはだ悲観的といわねばならない。

 次に事例を挙げるとすれば、トヨタ自動車の販売減少・赤字の拡大だろう。
テータを拾って置きたい。

2008年3月期 売り上げ26兆3220億円      最終損益1兆7178億円
2009年3月期 売り上げ20兆5295億円 △22%  最終損益が△4369億円 
2010年3月期 売り上げ16兆5000億円 △20%  最終損益 △8500億円

 売り上げ26兆円のトヨタの売り上げ26兆円から16兆円になると言うのである。2008年3月期を基準にすると63%の規模に落ち込むのである。
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1、トヨタ、前期は最終赤字4369億円 販売急激、円高も響く
                       2009年5月8日 日経
 トヨタ自動車が8日発表した2009年3月期の連結決算(米国会計基準)は最終損益が4369億円の赤字だった。世界的な景気悪化で自動車販売が急減したほか、為替の円高が収益を圧迫。過去最高益だった08年3月期(1兆7178億円の最終黒字)から一転し、59年ぶりの赤字となった。10年3月期も販売減が続き5500億円の最終赤字を見込む。
 前期の連結売上高は20兆5295億円と22%減少した。北米、日本、欧州、アジアなどほぼすべての地域で販売が減少。連結販売台数は756万台と前の期に比べ15%減った。
 10年3月期は連結販売台数が650万台と約100万台減少するとみており、売上高は16兆5000億円と前期比で20%減る見通し。営業損益も8500億円の赤字を見込む。(08日 20:33)
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2、トヨタ連続営業赤字へ 10年3月期、8500億円に拡大
                        2009年5月8日 毎日
 トヨタ自動車は8日、2010年3月期連結決算(米国会計基準)の業績予想で、営業損益が8500億円の赤字になる見通しだと発表した。創業期の1938年以来、71年ぶりの営業赤字に転落した09年3月期に続く、史上初の2年連続赤字。赤字幅は前期の約1・8倍に拡大する。トヨタは今後、固定費削減などの収益改善を進めるが、自動車の世界的な販売不振は深刻で、短期での業績回復は困難な情勢だ。
 10年3月期の売上高は前期比19・6%減の16兆5000億円を予想。営業赤字は前期から3890億円拡大して8500億円、純損失は1130億円拡大して5500億円となる見通し。子会社のダイハツ工業、日野自動車を含む連結販売台数(中国合弁などを除く)は前期を約100万台下回る650万台とし、北米、欧州、アジアなど海外全地域での販売減を見込んでいる。
 為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円を想定、前期比でそれぞれ6円と19円の円高を予想した。
 同日会見した渡辺捷昭社長は「市場や為替の問題はあるが、11年3月期に向けて収益改善策を続ければ(黒字化が)見えてくるのではないか」と説明。自動車市場の見通しについて「将来にわたって縮小することはない。各国の強力な政策が市場の拡大につながるだろう」と述べた。
 トヨタが同日発表した09年3月期連結決算は、売上高が前期比21・9%減の20兆5295億円。営業損益は前期の2兆2703億円の黒字から一転、4610億円の赤字となった。
 純損益も前期から2兆1548億円減少し、4369億円の赤字。純損益の赤字は50年以来、59年ぶり。

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05月11日(月)
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