ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257904hit]
■農水トップ2人汚染米で引責辞任
今日の段階では、農水トップ2人引責辞任はニュースのもならないようだ。
お粗末な辞任劇であぜんとする。無責任列島の見本と言えないだろうか。
カビ毒や残留農薬に汚染された事故米の不正転売問題で、太田誠一農相が責任を取って辞任した。白須敏朗事務次官も更迭された。農林水産省のトップ二人の首が飛ぶという異常事態だ。不正転売問題は、流通の実態が明らかになるにつれ、深刻さを増している。食の信頼を取り戻す手段が全くない状態がいつまで続くのだろう。
「事故米」遠い幕引き 構造問題は置き去り
2008年9月20日 日経
太田農相辞任:批判と怒りの声 「一連の発言消費者逆なで」
毎日新聞 2008年9月20日
農水トップ2人辞任 汚染米で引責 「責任ない」に首相激怒
9月20日8時2分配信 産経新聞
社説太田農相辞任 これでは責任の丸投げだ
新潟日報 9月20日
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「事故米」遠い幕引き 構造問題は置き去り
2008年9月20日 日経
農薬などに汚染された「事故米」の不正転売問題は19日、農相と事務次官の同時辞任に発展した。転売問題の背景には、消費者を軽視し、事故米をも機械的に輸入してきた日本の農業の構造上の課題がある。人事だけの幕引きに終わり、体質改善に手を着けなければ、食の安全確保も生産性向上の道筋も見えない。
「これからは『消費者重視』の姿勢で取り組んでほしい」。辞任した太田誠一前農相は19日、幹部向けの最後のあいさつで強調した。「消費者がやかましい」などと言い放った前農相も萎縮気味。「どこを向いて仕事をするか整理できてなかった。業者寄りとの批判を受けるのはやむを得ない」と猛省の姿勢を見せるしかなかった。(07:00)
関連特集
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
太田農相辞任:批判と怒りの声 「一連の発言消費者逆なで」
毎日新聞 2008年9月20日
太田誠一農相と白須敏朗事務次官が19日、辞任した。農林水産省の閣僚と事務方トップが辞任する異例の事態に、道内の生産現場でも批判や憤りの声が相次いだ。
十勝管内芽室町で牛180頭を飼育する酪農家、中村武さん(54)は「乳価の値上げ問題や資材の価格高騰など課題は山積。生きていけるかどうかの境目に、農政トップが簡単に何度も辞めてしまっては……。非を認めた上でまじめに取り組むことが責任の取り方」と批判した。同管内中札内村のJA中札内村の山本勝博組合長(65)は「食は国民の命にかかわり農相は一番重要なポスト。こんな簡単に辞められるのは食を軽くみているとしか思えない」と憤った。
また、国際的には輸入農産物の関税が引き下げられ、道内の農業に影響が大きい世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の今後の再開が予想される重要な時期。道内の農家で構成される北海道農民連盟の山田富士雄委員長(58)は「国際的な交渉で毎回人が代われば印象が悪くなり、交渉に影響する。世界からバカにされてしまう」。
一方、秋サケ定置網漁が本格的な時期を迎えている白糠漁協(釧路管内白糠町)の佐野正二専務理事(60)は「責任の取り方はご自身が決めることだが、一連の発言が消費者を逆なでしたのだろう」と冷ややかだ。燃油高騰や魚価低迷で苦しむ漁業者に対し、政府は7月、燃料価格の上昇分を最大で9割補助する支援策を決めたが、補助申請への制約が多く評判も悪い。佐野専務理事は「急に使い勝手の良い制度に変わるような期待はしていない。それよりも、せっかく決めた支援策をほごにせず、しっかり実現してほしい」と注文を付けた。
[5]続きを読む
09月21日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る