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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 豪雨 新たな都市災害の様相
20年ほど前土木の専門家から雨量と土木設計の講義を受けたことがある。その後山林の開発関連の仕事に関わってきたので雨量の基本はよく記憶している。
この当時は次の基準であった。
時間当たり雨量 50ミリ ・10年確率・10年に1回降るかもしれない。
時間当たり雨量 100ミリ ・・100年確率・100年に1回降るかもしれない。
中小河川の設計は10年確率で設計されていると習った。特に都市部は10年確率(時間当たり雨量50ミリ)で設計されているのだ。ゆえに今回のように時間当たり100ミリを超える豪雨となると、まさに道路が河川に変わってしまう。
それにしても以下の時間当たりの雨量は凄まじく昔の土木・都市設計の基本を根本から変える必要が出てきている。
・岡崎市で1時間当たり146ミリの雨量 観測史上7番目
・東京都町田市付近でも1時間当たり110ミリの雨量
・一宮で1時間当たり120ミリの雨量
100年確率の猛烈な豪雨が毎年のように襲ってくるのである。アスファルトとコンクリートで覆われた都市の市街地で、行き場のない雨水が道路、低層の住宅や地下を襲う。庶民は新たな都市災害を明確に意識して行動する必要がある。ともかく、都市部で時間当たり50ミリ豪雨となったら、道路に水が溢れ出すのである。
東海の雨やまず 浸水1万棟超、川再び決壊も
2008年8月30日 朝日新聞
記録的豪雨、岡崎市で146ミリ 観測史上7番目
2008年8月30日 日経
尾張地方でも被害甚大 一宮では記録的雨量
2008年8月30日 中日新聞
記録的豪雨 水害の常識を捨てねば
2008年8月30日中日新聞 社説
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東海の雨やまず 浸水1万棟超、川再び決壊も
2008年8月30日22時12分 朝日新聞
東海地方は30日、一日中雨が降り続き、愛知県蒲郡市では昼ごろに裏山の土砂が崩れ、住宅に入り込む被害があった。同日夜には名古屋市への災害救助法適用が決まり、家屋の損壊や浸水のあった世帯への貸し付けや、商工業者の運転資金の貸し付けなどで国の補助を得ることになった。
30日夜までの愛知県と名古屋市のまとめによる家屋の被害は、床上浸水が計2033棟、床下浸水が計8316棟になった。名古屋市の被害は2日近くたって全容がわかってきた形で、床上浸水が935棟、床下浸水が5839棟になったという。
農林水産関係の被害は、愛知県のまとめで3億円を超える見通しになった。
同県岡崎市では、行方不明の女性(80)の捜索が続けられたが、川の増水で難航した。同市で捜索願が出されていた79歳の男性は30日昼ごろ、無事が確認された。
愛知県幸田町では、町内を流れる広田(こうた)川が、29日未明に決壊した地点で再び決壊した。町は県を通じて一時、陸上自衛隊に災害派遣要請を出したが、水位が下がったことから同日夜までに要請を解除した。
名古屋地方気象台によると、降り始めから30日夕方までの愛知県内の雨量は、岡崎市が448ミリ、蒲郡
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記録的豪雨、岡崎市で146ミリ 観測史上7番目
2008年8月30日 日経
気象庁によると、愛知県岡崎市で29日午前2時までの1時間に降った146.0ミリの雨量は観測史上全国7番目にあたる。気象レーダーによる解析では、東京都町田市付近でも1時間に約110ミリの雨が降ったとみられる。
午前9時までの24時間雨量は岡崎市で302.0ミリ。関東地方でも埼玉県久喜市で225.5ミリ、東京都八王子市で212.0ミリに達した。
北海道から本州にかけて延びた前線と南にある低気圧の間に湿った空気が流れ込み、積乱雲が発達。東日本を中心に大雨を降らせた。前線と低気圧の動きが遅いため、大気が不安定な状態は30日も続き、断続的に激しい雨が降る恐れがある。落雷や突風にも注意が必要という。(15:02)
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08月31日(日)
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