ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 動揺の震源地米国 円相場は一時、1ドル=98円台。
  世界の経済金融情勢が動揺している。東京市場では株安と円高が進み、一時は12年4カ月ぶりに1ドル=100円の大台を突破した。円高というより、ドルの全面安。動揺の震源地である米国の経済自体が売られている状態だ。 悲観的な報道が多くあるが次のデータを記憶に留めたい。


1995年4月   1ドル79.75円
2003年4月   日経平均株価バブル崩壊後の最安値 7607円

・ドル安、NY一時98円台 米証券大手資金繰り支援受け
2008年03月15日 朝日新聞
・世界経済動揺―首相は日銀人事で決断を
                     2008年3月15日朝日社説
・円相場、一時99円台・95年10月以来の円高水準に
                    2008年3月13日 日経新聞
・12年ぶり東京1ドル=99円台 株は2年半ぶり安値
2008年03月13日 朝日新聞
・今週の〜大前研一ニュースの視点〜
 『米ブッシュ大統領の表情が物語る、米金融市場の悲壮感』

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ドル安、NY一時98円台 米証券大手資金繰り支援受け
2008年03月15日 朝日新聞
 14日のニューヨーク金融市場は、ニューヨーク地区連邦準備銀行などが米証券大手ベアー・スターンズへの資金繰り支援に乗り出すという異例の事態を受けて信用不安が高まり、ドルと株がともに急落した。外国為替市場の円相場は一時、1ドル=98円台に入り、95年9月末以来約12年半ぶりの円高水準をつけた。「安全資産」に投資を振り向ける動きも強まり、金相場は史上最高値を更新した。
 14日朝は、2月の消費者物価指数が前月比横ばいだったと発表されたことなどを受けてインフレ懸念が和らぎ、ドルと株が買われた。だが、ベアー・スターンズに関する発表後、米金融機関に対する経営不安や信用収縮への警戒感が強まり、相場は一転した。
 外国為替市場の円相場は、円が一時1ドル=98円92銭まで上昇。午後5時時点は前日より1円51銭円高ドル安の1ドル=99円04〜14銭。
 株式市場では、大企業で構成するダウ工業株平均が一時、310ドル超も下落。終値は前日終値比194.65ドル安の1万1951.09ドルだった。ベアー・スターンズの株価が同27.00ドル安と47%も急落。ほかの金融株も軒並み売られ、相場の足を引っ張った。
 一方、金相場は指標となる先物価格が一時、1トロイオンス=1009.00ドルまで上昇。終値(999.50ドル)とともに史上最高値を更新した。
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世界経済動揺―首相は日銀人事で決断を
                     2008年3月15日朝日社説
世界の経済金融情勢が動揺している。東京市場では株安と円高が進み、一時は12年4カ月ぶりに1ドル=100円の大台を突破した。円高というより、ドルの全面安。動揺の震源地である米国の経済自体が売られている状態だ。
 発端は、米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)を組み込んだ証券の暴落だった。住宅相場の下落が進み、最近は暴落が優良顧客向け住宅ローンへも広がって、第2段階に入った。関連する証券がすべて売られている。
 投資証券の暴落と関連する融資の焦げ付きがふくらんで、大手の投資ファンドや証券会社に対しても経営危機説が流れ始めた。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が「中小金融機関の多少の破綻(はたん)はありうる」と発言して、市場はさらに揺れた。
 ドル離れした資金は、値上がりが期待できる石油や金、穀物など資源絡みの市場に流れ込む。ドル安とエネルギー・資源高の悪循環という様相が深まり、米国を中心に物価上昇と景気悪化の板挟みになる懸念が募っている。
 欧米の通貨当局は、短期資金の市場へ大量の資金を供給して火消しに躍起だ。
 いま日本にできることは限られているが、常に欧米当局と情報交換して、市場の急変に備えておかなければならない。場合によっては、主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を緊急に開くことになるかもしれない。

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03月15日(土)
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