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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■経済優先の考え方を捨てるしかない
経済優先の考え方を捨てるしかない

2007年11月17日「地球温暖化と財政破綻の恐怖」を書いた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=626214660&owner_id=3230765
このテーマでその後何人かと懇談した。自然環境を守ろうという団体があるが全般的に説得力が弱いという意見であった。地球温暖化は恐怖なのである。海水面が8メーター上昇すれば、150年間日本で作ってきた総ての港湾設備が使えなくなる。書くまでもないことであるが、港湾周辺にある工場は総て海底に沈むのである。標高8メーター以下のところで暮らしている日本人は2千万人を超えるだろう。これらの人たちが暮らしている現在の住宅は海底に沈むという恐怖である。

資料から一つだけ引用しよう。
「北極の海氷が2040年夏にはほぼ消滅」「このままでは今世紀半ばのホッキョクグマの生息数は現在の3分の1に減少」するという。現在は2007年であるのであと33年後である。北極の海氷が溶け出せば、言うまでもなく海面上昇の一因となる。世界中で価値観の大転換をはかることが出来なければ、海面上昇という破局的な事態を迎えることになる。以前何度か書いたことがあるが、世界中が経済優先の考え方を捨てない限り、破局の道に進むしかないのだ。

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地球温暖化、ホッキョクグマからのメッセージ(2007/10/17 )
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/nakamura/index.htmlから

 映像作品は、気候変動に関する世論形成の有力な武器だ。ノーベル平和賞の受賞が決まったゴア米前副大統領の映画「不都合な真実」をはじめ、様々なテレビ番組や劇場映画、DVD作品などが、地球温暖化の脅威を雄弁に描き、見るものに対策を迫る。なかでも最近目を引くのが、温暖化の影響で絶滅も危惧されているホッキョクグマを扱ったドキュメンタリー。極寒の地での困難な撮影に成功した力作も多いが、単に「あいくるしい姿」や「かわいそうな場面」に感動するだけでは、本来の真摯なメッセージを見誤るおそれもある。

主人公は温暖化の犠牲者

 北極は温暖化の影響が端的に現れる場所だ。このところ、北極の海氷の消失やホッキョクグマの異変に関する研究者たちのレポートが次から次へとメディアでも報じられている。「北極の海氷が2040年夏にはほぼ消滅」「このままでは今世紀半ばのホッキョクグマの生息数は現在の3分の1に減少」「生後1年のホッキョクグマの生存率は、80年代後半―90年代前半の65%から、最近5年間では43%に減少」……。


 ホッキョクグマの生息数は現在、2万数千頭と推定されている。主なエサは、海氷の上でつかまえるアザラシ。氷が解ける夏から秋まではほとんど絶食のまま陸地で過ごすから、氷の減少は彼らにとって死活問題だ。解氷時期が1週間早まると、陸地に戻って来た時の体重は10`近く減るともいわれる。


 いわば地球温暖化による犠牲者のシンボル的存在とも目されるホッキョクグマだが、撮影は容易でない。基本的に単独で行動する上、行動域が広く遭遇のチャンスはまれだ。しかも体長2bを超す巨体で、地上最大の肉食哺乳類。接近は命がけとなる。


 そうして得られた貴重な映像が物語る野生動物の窮状と地球の未来についての示唆は、研究者の衝撃的な調査結果や予測にもまさる説得力を持つ。ゴアの「不都合な真実」にも、エサを求めて長距離を泳いだ挙句、狩り場となる氷が見つからずに溺れたホッキョクグマの痛ましいエピソードが挿入されていたが、昨年、日本で公開された映画「ホワイト・プラネット」(フランス・カナダ共同製作)のラストにも、静かだが痛烈なメッセージがこめられていた。


 2年間、母グマと過ごした子グマが独り立ちの日を迎え、ようやく凍り始めた海を歩き始めるシーン。そこに重なるナレーションは、「北の果ての密かな世界でクマが泣き叫んでいる。北極を消さないでくれ、と」――。他の場面には告発的な語りがほとんど無いだけに、かえって言葉の重みが際立つ。


「ハートで理解を」と監督は言うが・・・


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11月23日(金)
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