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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■地震保険
キャスター・目黒陽子の「今、これが気になる」:
地震保険、入ってますか?
新潟中越沖地震の取材をしてきました。震災から1カ月が経ち、復興は進んでいるものの今だ傾いた電柱や倒壊家屋が残る街並みを見ると、「被災した時のために自分でできる対策はするべきだ」と強く感じました。いつ襲ってくるか分からない巨大地震……地震保険の内容は知っていますか?
[目黒陽子,Business Media 誠]
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もう今から1カ月前の話ですが、新潟中越沖地震のニュースには本当に驚きました。テレビの地震速報は震度3以上でないと出ませんが、実は小さい地震は日本列島のどこかで毎日何度も起きているのです。地震が毎日起きていることを考えると、日本列島は活動期に入っていて、巨大地震がいつやって来てもおかしくない状況かもしれません。みなさんは地震の備えをしていますか?
先日、仕事で新潟の中越沖地震を取材してきました。震災直後と比べ、街は道路の舗装が進み渋滞もなく車が走り、海水浴を楽しむ若者もいました。しかし電柱は傾いたまま、倒壊した家屋も一部そのままの状態で残っているという状態でした。
文化を残したままの耐震構造
今回の中越沖地震の取材では、専門家の先生に同行していただきました。中越沖地震の倒壊家屋を見ると、地元の文化に根付いた家屋作りをしていることが大きな被害を招いたことが分かる、と専門家は指摘しています。地元文化に根付いた家屋の特徴としては、黒く重い瓦を使用していることと、部屋割をせず、広い大広間のままで、壁の数が少ないことを挙げていました。
この瓦は、1枚持ち上げるのも大変な重さ。それを何枚も屋根の上に埋めているのです。豪雪地帯の雪対策のための瓦で、家の重厚感を出すためにも必要ということですが、横揺れの地震には全く対応できないということでした。最近はプラスチック製ながら見た目が重厚な豪雪対策の瓦もあるようです。是非、そういう瓦を使っている家の方は今後耐震対策を考えてほしいと思います。
さらに、壁が少ないことが耐震の上では致命的のようです。この地域では、結婚式・葬式を家の中で行う風習があり、部屋をぶち抜いて大広間にしている家が多いそうですが、そうすれば自然と壁の数は少なくなります。文化を残したままで耐震を考えるのなら、「それ以外の壁でさらに補強をする必要がある」と専門家は言います。倒壊家屋を見てきましたが、やはり、土台がぐしゃっとやられてひとたまりもない状態でした。もし、ほんの少しでも補強をしていたら? 全壊が半壊になるだけでも、家族全員が助かる可能性は高まります。家の修繕費用の面でも大きく違ってくるはずです。
地元の文化を残したままでも耐震はできるようですから、やはり日本列島が地震活動期に入っている今、各自でできることは対策をしていく必要があるようです。
地震保険の加入率は全国平均20%
巨大地震は一瞬にして惨劇を引き起こしますが、一体どれほどの威力があるのでしょうか?
――マグニチュード6と7では、何倍大きさが違うか分かりますか?
マグニチュードとは地震の規模、地震が発するエネルギーの大きさを示す値ですが、1つ違うと32倍違ってきます。2つ違うと32×32――1024倍もの差があります。つまり、今回の新潟中越沖地震が18個同時に起きた地震の力が、阪神・淡路大震災の規模に匹敵するということ。震度は同じでも、こんなに違いがあるのです。
新潟中越沖地震 2007年 マグニチュード6.8 最大震度6強
新潟県中越地震 2004年 マグニチュード6.8 最大震度7
十勝沖地震 2003年 マグニチュード8.0 最大震度6弱
阪神・淡路大震災 1995年マグニチュード7.3 最大震度7
スマトラ沖地震 2006年 マグニチュード9.0 震度5強〜6弱(改正メルカリ震度階級)
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09月03日(月)
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