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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (14)
以下の記事で一番ばかばかしく思ったのは「高齢者の住宅の耐震補強、政府が新支援策を検討」であった。
「政府は23日、新潟県中越沖地震で家屋が倒壊して高齢者が死亡するケースが相次いだことを受け、高齢者の住宅の耐震補強に関する新たな支援策を策定する方針を固めた。政府系金融機関が、高齢者の持つ不動産を担保に、融資する仕組みなどが検討されている。」〔記事の引用〕
 ただの融資の検討で新支援策といえるか。平均的な高齢者は、生活がやっとで融資の返済能力は無いのである。それなのに、ぬけぬけと「高齢者の住宅の耐震補強に関する新たな支援策を策定」と言っていることは、現状認識が狂っていると言わねばならない。



1、地震で原油パイプライン破断―刈羽 新潟日報
2、エコノミークラス症候群、6人に1人に兆候  朝日新聞
3、中越沖地震:被害総額は1兆5千億円にも…新潟県発表
4、柏崎刈羽原発の水漏れ、建屋に構造欠陥…原子力保安院  読売新聞
5、中越沖地震被害、負傷1800人・避難なお3000人 経済新聞
6、トヨタ、24日生産再開・地震で車減産、業界で10万台以上へ  経済新聞
7、放射能含む水、共振現象起きプール外流出 柏崎刈羽原発 読売新聞
8、高齢者の住宅の耐震補強、政府が新支援策を検討 読売新聞
9、柏崎刈羽原発、再開見通し立たず…検証に相当の時間   読売新聞
10、血栓発症率、通常の3倍にも  新潟日報
11、仮設住宅の入居申し込み開始  新潟日報


1、地震で原油パイプライン破断―刈羽 新潟日報
中越沖地震発生直後、石油資源開発(本社東京)の送油パイプラインが刈羽村で破断して原油が噴き出し、周辺の水田に被害が出ていたことが22日までに分かった。出穂期を前にして水稲は黄色く枯れ、水田所有者は「田んぼは長期間、使えないかもしれない」と不安を漏らしている。

 同社によると、柏崎市吉井で採掘した原油を長岡市雲出町まで送る約24キロのパイプラインが同村大塚地区の1カ所で破断し、原油が飛散。近くの水田約210アールに被害が確認された。飛散した油量は不明だが、同社では吸着マットで水田に浮いた油を吸い取り、水路から油が流れ出ないように対策を実施。さらに被害を受けた水田所有者や耕作者7人に謝罪し、今後、被害範囲を確定した上で補償するという。

 水田約60アールが被害を受けた同村の自営業男性(49)は「現場を見たときはショックだった。果たして今後も米を作れるのかどうか」と、うつむきながら話していた。
2007年07月23日



2、エコノミークラス症候群、6人に1人に兆候  朝日新聞
2007年07月23日20時54分
新潟県中越沖地震で避難生活を送る418人中70人(16.7%)に、ふくらはぎの静脈に血の塊(血栓)ができる「エコノミークラス症候群」(下肢静脈血栓)の兆候があることが23日わかった。うち28人(6.7%)にはすでに血栓ができていた。新潟大医学部と国立病院機構新潟病院などの合同チームが調査した。新潟病院の中島孝副院長は「とにかく体を動かし、適切に水分をとってほしい」と呼びかけている。

 合同チームは18日から調査を開始。23日までに柏崎市内の27カ所の避難所で住民たちに超音波検査をした。ふくらはぎの静脈が広がるなどエコノミークラス症候群の兆候がある人の割合は「通常の生活を送っている場合よりかなり高い」(中島医師)という。

 血栓ができた後も体を動かさない状態が続くと3〜4日で血栓が大きくなり、肺などに詰まると命にかかわるという。予防には静脈の血液を早く心臓に戻すことが重要なため、合同チームは兆候のあった70人に締め付け圧力の高いストッキングを配布。さらに医療機関を受診して経過をみてもらうよう指導した。

 04年秋の中越地震では車中泊をした人が多く、新潟大・榛沢和彦医師らの調査では、小千谷市の避難所で検査を受けた78人中29人(37.2%)に血栓があった。2年後の検査でも血栓が残っていたり、再発を繰り返したりしている人がいた。


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07月24日(火)
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