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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ウコンで症状悪化1人死亡、肝障害が18人
 さまざまな健康食品・健康機器がある。消費者はよほど勉強しないとこれら商品の良さと弊害などを掌握出来ないと思う。健康と水もかなり大切なテーマであるので、これらの関係商品も多い。ヘルシーライフで水に関する勉強会を開いているが、販売されている水に関する機器を知るだけでも大変な分量である。健康食品となったら、販売されている種類だけでも大変な数となる。  

 健康食品のウコンの大きな疑問を感じさせるニュースが報道されていた。「肝臓の働きを高めるとされるウコンを粉末にした健康食品の摂取がきっかけとなって、東京都内に住む肝硬変の60代女性の症状が悪化し死亡していたことが、東京逓信病院が同病院の患者を対象に実施した調査で18日分かった」(10月19日・共同通信)という。調査では、このケースを含めて1996年以降、18人がウコンなどの健康食品との因果関係が疑われる肝障害を発症しているという。厚生労働省研究班の調査でも、比較的安全性が高いとされているウコンによる肝障害が相次いでいることから、同省は対応を検討しているのだ。

 東京で開かれた日本肝臓学会東部会で「いわゆる健康食品の摂取後に肝障害を起こした患者が2001〜03年で95人いたとする全国調査の結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・各務伸一愛知医大教授)がまとめ10日に発表した」(12月10日・共同通信)という。研究班は、食品や成分の毒性というより、アレルギー反応や肝臓の薬物代謝機能の個人差が原因の「薬物性肝障害」が、幅広い健康食品で起きている可能性があると指摘しているのだ。健康のためには、日常の食が最も大切であり、上記のように安易に健康食品に頼るべきでないことを示唆している。
メモ 厚生労働省医薬局長の都道府県知事宛の文書の一部(いわゆるダイエット用健康食品による健康被害の防止に当たっての留意点について)の引用
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癒しの森488                              2004年12月14日

            12月の蕗のとう

  12月4日に「恩に報いる」と題して、乞食同然の老人のことを書いた。この時「イチョウの実・蕗のとう・国有地に自生している大根の葉・などを採集して我が家に届けるのである」と書いた。その後も晴天の時は、何かを採集して我が家に届けることが続いている。一番分からないのはどうして今頃に蕗のとうを採集出来るかであった。その旨を老人に話すと案内するという。

昨日の朝は寒さに加えて風も強かった。しかし、老人と朝の7時に約束の場所に落ち合い「蕗のとう」の採集に出かける。天然で蕗が勢力を張っている場所は僅かなのである。2箇所案内してもらったが、1ヵ箇所2メーター×8メーター余りの蕗の集団であった。ただし、他の雑草も勢力を張っており、蕗の集団が生き残れるかどうか不安を感じさせる佇まいであった。もう1ヵ箇所は4メーター×15メータ余りの集団であった。蕗の葉は殆ど枯れているが、その根元に春の到来を待って蕗のつぼみを作って待機しているのである。少量採集して岐路に就く。

 ・蕗のとう もう芽を出して 春を待つ 冬はこれから 厳寒耐えて 
     
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メモ 厚生労働省医薬局長の都道府県知事宛の文書の一部(いわゆるダイエット用健康食品による健康被害の防止に当たっての留意点について)


                                 平成14年8月28日
各 都道府県知事
政令市市長
特別区区長 殿
                             厚生労働省医薬局長

    いわゆるダイエット用健康食品による健康被害の防止
     に当たっての留意点について
 

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12月14日(火)
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