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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中国:エイズ孤児2010年には最大26万人
エイズの問題は毎年2回書いているが、身近な中国で感染者が激増している。8月14日の新華社電によると、「中国疾病予防センターは、エイズウイルス(HIV)で親を失ったエイズ孤児が7万−8万人に上り、2010年までに13万8000人から26万人に達する」(時事通信から)との予測を示している。中国は全国の隅々まで、共産党の党員が配置され、それなりの情報は流れているように思うのだが、感染ルートを完全に理解している人が25.6%にとどまっているとの調査結果も公表されている。これは意外に思うデーターで、国民が感染ルートを理解していなければ、アフリカ以南のように感染者が爆発的に増加する危険がある。
初歩的なことであるが、エイズの感染ルートの3つを確認しておきたい。感染ルートは@セックス、A血液を介するもの、B母子感染の3つである。これはHIVが生きていける場所が血液、精液、分泌液、母乳にしかないからだ。 セックスの感染ルートが一番多く、感染者の70〜80%がこのルートといわれている。具体的に補足すれば、男性が感染者であれば、女性は精液から感染し、女性が感染者であれば男性は分泌液から感染するのだ。 中国のエイズ感染者は「84万人(うち発症者8万人)、死者は22万人に上っている」(8月14日時事通信)という。 日本も感染者が爆発的に増加する危険は十分にあると思う。
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癒しの森365 2004年8月19日
柔道:男子66キロ級内柴正人(26)も金メダル
お家芸の柔道にゴールドラッシュだ!アテネ五輪柔道:男子66キロ級で内柴正人(26=旭化成)が5試合オール1本勝ちで男子66キロ級を制し、初日の谷亮子、野村忠宏に続き金メダルを手にした。女子52キロ級の横沢由貴(23=三井住友海上)も銀メダルを獲得。日本は金3、銀1と文句なしのスタートを切った。
決勝ではわずか1分46秒で、相手を畳に這わせた。割れんばかりの拍手を受け、右腕を高々と上げた。「これまでは、ともえ投げなどから寝技に移行する地味な柔道を身上とした男が、アテネの地ではオール一本勝ち。これだけ体が動けて、ひらめきがあったのは生まれて初めて」(毎日から)であったという。内柴正人(26)の五輪への道は決して平坦ではなかった。減量失敗で地獄を見た男が、わずか1年後に世界の頂点に上り詰めた。内柴正人(26)はいう「人を裏切っていたので、五輪で恩返しをしたかった。相手がよく見えた」という。 失敗は誰にでもある。その後の生き方で、人の価値が決まるのだろう。一度は柔道をあきらめかけた内柴が、家族に支えられて、大輪の花を咲かせた。
・失敗を 繰り返しつも 支えられ 五輪で登った 金の頂点
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08月19日(木)
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