ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257175hit]

■ホームレスの実態
 各地でホームレスのことが問題になっている。川崎市が計画している一時宿泊施設に対して、地元住民が反発しているなどの報道がある。この問題は何回も書いてきたが実に難しい問題である。
 
 改めて厚生労働省のホームぺージから、ホームレスの実態調査の概要を記述して置きたいたい。この調査はホームレスの自立の支援等に関する特別措置法(平成14年)に基づいて平成15年1月〜2月に全国調査を実施したものだ。
1、ホームレスの数の調査
(1)大阪・・・・  7757人   多い地区  大阪市・・ 6603人
(2)東京都・・  6361人    多い地区   23区・・  5927人
(3)愛知県・・  2121人    多い地区 名古屋市・・1788人
(4)川崎市・・   829人
(5)京都市・・   624人
(6)福岡市・・・  607人
(7)横浜市・・・  470人
(8)北九州市・・  421人
(9)その他・・   6106人
合計・・・     25.296人

2、ホームレスが生活している場所
@都市公園が 40.8%、A河川が 23.3%、B道路が 17.2%、C駅舎が6.0%Dその他施設が 13.7%
メモに@調査対象者の年齢の状況 A路上生活に至った理由 B健康状態 C福祉制度等の利用状況 D自立に向けた今後の希望 E,家族との連絡などを添付したが、なぜここまで追い込まれる人が出てくるのか、人としての原因を知る必要があると思う。
--------------------------------------------------------------癒しの森153                          2004年1月22日
                            
              病気と気力(1)
 時折「みのもんた」のテレビに出演される浜松医科大学名誉教授の高田昭和先生の「病気と気力」というリポートを読んだ。リポートの要点は糖尿病も血栓症(心筋梗塞・脳梗塞)もストレスが原因で発症するとのメカニズムの説明であった。「肥満者や運動不足でも糖尿病にならないことが多いのだが、ストレスに遭うと糖尿病になる人が多くなる」という。ここではストレスと糖尿病の概要を記述したい。ストレスに遭うと二つの身体の機構が動き出す。
1、交感神経の働き・・・・・・ストレス反応・・大量のブドウ糖の放出
2、ストレスホルモンの放出・・コルチゾルというホルモンの放出・・ブドウ糖の放出
 ストレスに対して心の整理が出来ないと、ブドウ糖の大量放出で血糖値が高くなりっぱなしになる。このような状態が続けば、必ず糖尿病になるとの指摘である。高田教授は「血糖値が高くなりっぱなしになる。どうしてこれが糖尿病にならないわけがあるのだろうか」と結んでいた。
    
     ・昔から 病は気から 指摘あり 心を整え 健康長寿
     
My追加
――――――――――――――――――――――――――――――――――
メモ(1)
@調査対象者の年齢の状況
年齢階層は、「55〜59才」が 23.4%、「50〜54才」が 22.0%、「60〜64才」が 20.3%。

A路上生活に至った理由
「仕事が減った」が 35.6%、「倒産・失業」が 32.9%、「病気・けが・高齢で仕事ができなくなった」が 18.8%。

B健康状態
(1)身体の不調を訴えている者が 47.4%
(2)このうち治療等を受けていない者が 68.4%

C福祉制度等の利用状況
これまでに福祉事務所へ相談に行ったことのある者が 33.1%。
緊急的な一時宿泊所であるシェルターの利用を希望する者が 38.7%。
自立支援センターの利用を希望する者が 38.9%。
これまでに生活保護を受給したことのある者が 24.5%。
これまでに何らかの支援を受けたことのある者が 72.9%であり、その主な内容は、「炊き出し」が 62.7%、「衣類や毛布の配布」が 56.5%。

D自立に向けた今後の希望
(1)きちんと就職して働きたいという者が 49.7%。
(2)「今のままでいい」という者が 13.1%。

E,家族との連絡
結婚していた者が 53.4%を占めているが、一方、この1年間で家族・親族との連絡が途絶えている者が 77.1%

メモ(2) 高田昭和(たかだ・あきかず)氏の主な著書

[5]続きを読む

01月22日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る