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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■少年の児童虐待という名の殺人
 2年ほど前まで児童虐待殺人のことは、毎年4回余り書いてきた。この虐待がこれだけ大きく報道されているのに、どうして減少しないのだろう。減少どころかこの悲劇的な事件が増加の一途で、毎月5〜10件の虐待殺人が報じられている。11月の事件を拾い出すと次の通りだ。

 4日、玉野市・岡山で大やけどした2歳女児を放置し死亡させた両親逮捕     される。
 6日、福岡・児童虐待 3歳児に熱湯かけた母と内縁の夫が逮捕される。
11日、名古屋・幼児虐待事件 高校生を家裁送致、母親は起訴される。
17日、千葉、児童虐待 5歳児を蹴った母と祖母逮捕される。
18日、福岡、虐待死 生後4ヶ月の娘を死なせた父逮捕される。

上記のような事件は、毎月のことであり特に書き出すこともないかもしれない。ただ無職の少年が同居女性の幼児を虐待となるとことは深刻だ。ここで2件の事例を取り上げて置きたい。1件は松山市で起こった。無職の少年(16)が同居女性(20)の長男(2)の頭を殴るなどして重体にさせる事件が起こる。

 次の事件は名古屋で起こる。高校3年生(18)が同居女性(27)の長男(4)に暴行を加え死亡させる。この2件の事件はささいなことが動機で起こっている。高校3年生の暴行は、母親と男児が「2人分の飲料水しか買ってこなかった」(24日・共同通信)ことだったという。

 この2つの事件は「キレやすい」少年の精神状態が、虐待につながっている危険性が浮き彫りにしている。それにしても、16歳・18歳の少年が、両親のいる家を出て女性と同居するなどは、大人の常識では考えられないことだ。精神病理学の専門家は「こういった事件の数は加速化する」と予測する。日本の教育に重大な欠陥があるように思えてならない。
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癒しの森100                           2003年11月26日
         31文字(短歌)が出来るまで

 早いもので、癒しの森のナンバーが100になった。いつ途切れるかと思いつつ書いて来たが、もう少し続くようである。この短文エッセイは、最後に31文字で結ぶことが一つに形式だ。我流とはいえ短歌で結ぶのがなかなか難しい。読者の中には、この31文字が事前に浮かんで書き出しているのかと思う人もあるかもしれない。全く違うのである。文章を書いている時は、短歌は思いつかないのである。

 この小エッセイを書き終えて、文章を読み直す時点で滑り出しの上の句が浮かんで来るのだ。上の句の5・7・5がまとまると、後は比較的容易に出来るものである。時によっては作ろうとしてまとまらないことがある。10月30日城島選手の『右手に勇気、左手には信頼というものを持ちながらボールを放ろう』を短歌にしようとしたがまとめられなかった。 

    ・文章を まとめて浮かぶ 滑り出し 簡潔我流の 31文字
      


 


11月26日(水)
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