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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■巨大地震は日本列島の宿命
北海道の十勝沖を震源とする巨大地震が起こった。十勝沖のプレート境界に起きた地震は、1843年以後の160年間に8回(約20年に1回)も起きており、巨大地震は日本列島の宿命といえる。阪神大震災や、80年前の関東大震災のように、断層のずれによって巨大地震が起こることもあるが、大半はプレートの境界面で発生する。
今回の十勝沖地震のニュースで意外だったのは、震度が3〜4で釧路空港の天井が崩れて閉鎖されたことだ。この程度の震度で空港の建物が使えないことは、地震国では考えられないことであり、明らかに建物の設計ミスといえよう。
地球の表面から35キロ以下は温度が数千度のマントルなのだ。プレート(岩盤の地殻)が35キロといっても、地球の直径(12740キロ)からすると信じられないほど薄いのである。9月15日の「癒しの森」(地球と月)で、地球が1メーターとすると、月は27センチと書いた。
35キロの地殻も、地球が1メーターとすると地殻の厚みは僅か2、7ミリ(35キロ÷12740キロ)しかない。1メーターの地球に僅か2、7ミリのプレート十数枚に分かれて存在している。そして、各プレートの境界で離れていくか、ぶつかり合うかの現象が起きているのだ。
日本はプレートがぶつかり合う場所に位置しているので、巨大地震は避けられない。今最も心配されているのは、フイリッピンプレートが沈み込む東海(東京・静岡)、東南海(名古屋以南)、南海(四国)地震だ。
この三ヶ所の地震が同時に起きると「死者は最悪の場合で約2万8000人」(政府の中央防災会議の専門調査会の被害想定)となっている。どうして、これだけの死者が出るかの内容を、東京〜名古屋〜四国の沿岸に住む人達はしっかりと学ぶ必要がある。そして多少でも自衛の手段を固めておく必要があるのだ。
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癒しの森41 2003年9月27日
人 塩川正十郎前財務相
「塩じい」の愛称で親しまれてきた塩川前財務相が政界から引退することになった。なにしろ81歳のご高齢で、財務大臣という激務をこなして来たのだから尊敬に値する人である。自民党森派の会合で同氏はなんとも味のある挨拶をしていた。「いつまでも老骨を下げて迷惑を掛けちゃいかん。人生のホイッスルが鳴るまで若干のロスタイムがあると思うので、大事にしたい」と挨拶しさばさばした表情をしていた。
・高齢で 激務をこなした この2年 充実にじむ 安堵の表情
・人生の 終了までの ロスタイム 大事にしたいと いつもの笑顔
09月27日(土)
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