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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中小企業向け融資個人保証求めず
 企業に開業より廃業の数が1986年から逆転している。政府は起業者が増えるよう何かと対策を打ち出している。「1円会社」オッケーもその1つだ。これは今年2月に施行された中小企業支援法によって、今後5年間資本金1円でも会社を設立できる特例法がスタートしている。
 
 政府は17日、商工中金と金融公庫に対して、中小企業やベンチャーを対象に「経営者個人の個人保証を免除し、担保責任を大幅に緩和した融資制度を創設させる方針を固めた」(18日・毎日)という。これは、経営者の個人保証が不可欠だった日本の企業風土の転換が、必要との判断によるのだろう。
 
 これに関連して、政府部内で破産法の見直しが必要との動きが少しあったが、その後具体的な動きは報道されていない。日本で起業者が少ない最大の原因は破産法にあると思う。

 なにしろ、日本の破産法では、中小企業が破たんに追い込まれると、経営者の生命保険の果てまでが解約して、銀行を含む債権者に配分しなければならない。
 
 全くの裸にされ再起することはほとんど不可能なのだ。事業の破綻者を徹底的に叩き潰しても良い法律となっている。米国の場合は、標準的な住宅、車、標準的な生命保険、当面の生活費3万ドル保護されるのだ。日本の破産法を改正しない限り、開業より廃業の数が多いという現象は続くだろう。政治はなぜこの破産法の改定が出来ないのだ。

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癒しの森37                            2003年9月23日
               稲  穂  

 昔は稲刈りをして、ハザ木に掛けて乾燥したものだ。7年も前になるが加茂市の山間でハザ木に掛けた稲穂があった。近づくと懐かしい稲穂の香りがあたり一面に漂っていた。次の短歌は、最も記憶に残った一句となった。 稲穂の薫りについて、私に様々な思い出がある。これを書き出すと長くなるので割愛するが何かの機会に書くこともあるかもしれない。 

・路傍にて 黄金の稲穂に 近づけば 秋の大地の こよなき薫り

                (1996年作 日々の映像の記述の動機に掲載)



    

09月23日(火)
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