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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■エイズで南アフリカ存亡の危機 
 教育のレベルが低いことは、そのまま悲惨に結びついて行くと思う。フランスのユゴーが言うように「無智と悲惨」はまさに一体不可分の関係にある。この日々の(社会の)映像は、3〜5日の間に起こった出来事から一題を選んで書いている。その選び方も今まで書いたことのないテーマを優先している。よって、読者によっては関心薄いテーマが出てくると思う。

 南アフリカのHIX感染は深刻だ。南アフリカ保健省は9日、2002年に実施した妊娠女性のHIX感染の調査結果を公表した。これによると「妊娠女性の感染率は4人に1人以上に当たる26・5%」(9月11日・共同通信)という驚くべき感染率なのだ。

 なぜ、ここまでエイズ感染者が広まって行ったのか、ここで多くのことを書くだけの専門知識も紙幅もない。一般論になるが、一般大衆の教育レベルの低さが起因していると思う。エイズに関して様々な迷信と偏見が横行して、悲惨極まりない事例が報道されている。これらのことは後日のテーマに送りたい。

 南アフリカは二〇〇年余りオランダの植民地。1910年に独立したといっても、かつて有名であったアパルト政策が続けられてきた。1995年に初めて全人種参加の総選挙が行なわれ、マンデラ大統領が選出された。どうにか、動き出した建国への戦いは、エイズ蔓延を食い止める教育レベルの向上しかないと思う。妊婦の26・5%がHIX感染者では、4200万人の南アフリカ存亡の危機である。

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癒しの森29                       2004年9月15日
              地球と月

 地球、宇宙のことを学ぶことは、心の境涯を高めると思う。8月28日の日々の映像で火星大接近のことを書いた。昨日の中秋の名月のこともあり、地球と月のことを少々記述しよう。
 
 地球が1メータの直径だとすると、月に直径は約28センチである。1メータの地球から31メータは慣れた軌道に月は廻っている。月は他の星と比べると、比較にならないほど大きくみえる。1メータの地球から、31メータはなれた28センチの月を見ているからである。
 
 28センチの月から31メータ離れた地球を見ると桁外れに大きい。アポロ15号が月面に着陸して、地球を撮った感動的な写真が今でも記憶に残っている。地球はこの銀河系で命を湛える宇宙の旅人なのだ。

 ・知りゆくと 詩情誘う この地球 宇宙を駆ける 青きオアシス

  (短歌は1997年3月31日の日々の映像から。下の句は修正して掲載)






09月15日(月)
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