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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■時代の突風と激流
 1997年1月の日々の映像を開いた。この当時の記述は、多少の文章と結びに五七五七七の31文字にまとめることでスタートしていた。漫画家本宮ひろ志の言葉が記憶に残っていた。本宮さんは「幕末の反対で出来上がった社会の壊れ方が面白い。そしてどう再生していくか」(1997年1月18日・日報遺言新時代から)であった。この厳しいコメントを踏まえて次の短歌を作る。

 この社会 どこが壊れて 生まれるか 見通す眼力 重要ならん    
                              (1997.1.18)
 バブル崩壊という激流に飲み込まれる企業があとを絶たない。企業は社会の動向、価値観の変化をつかんでいないと、どんな企業もあっさりと時代の突風と激流に飲み込まれてしまう。8月4日、ゴルフ場大手の緑営開発と関連9社が3100億円に負債を抱えて、民事再生法を申請して事実上倒産した。

 今回の緑営開発の倒産で、久しぶりに帝国データバンクのサイトを開く。8月1日以降僅か8日間で、負債30億円以上の倒産は13社、負債総額は4235億円であった。

 1997年当時すでにデフレ様相を強めていた。それから6年まだデフレは続いている。

 刻々と 時代はデフレの 方向へ 未知の時代に 何が起こるか
                             (1997.1.10)

08月10日(日)
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