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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■サーズ・新型肺炎情報メモ C
 台湾は感染者、死者ともに増加の一途を辿っている。台湾発のサーズ死亡情報は、「看護師が新型肺炎の犠牲になったのは3人目」「和平病院の婦長が新型肺炎で死亡」「出産を数週間後に控えた看護師が死亡」などと家族のいる1人の人間の死亡記事となるので生々しい。

 日本を旅行した台湾の医師が、帰国後SARSの症状になるなど、日本国内の感染は必至の情勢となっている。そのため、日本のホテル観光地は、台湾や中国などから渡航してきたお客の宿泊を拒否する動きが広がっている。

 前記したとおり最近の一週間では、台湾の感染者が238人増と中国、香港を上回っている。よって、当面の新型肺炎の情報の焦点は台湾に移ってきた。
 
 台湾は院内感染が深刻な水準に達している。「台北市衛生局は19日、SARS感染者が前日比29人増となり、その内7人が台湾大学病院の関係者であることを明らかにした」(19日・世界日報から)とあるように、患者の治療に当たる医師及び看護師が次々と感染することが最も深刻な問題となっている。

 台湾の地元各紙によると「台湾では感染者の九割を院内感染が占めている。また、院内感染者のうち医療スタッフが3割を超えたという報道もある」(20日・西日本新聞から)という4四月24日の台湾の感染者は578人(死者72人)だ。医療スタッフの感染はこの報道によれば190人(578×0・9×0・3=190人)余りになる。

 前記したとおり和平病院の看護師(3人)婦長が死亡している。「恐ろしくて仕事を続けられない」として医療スタッフの辞職がパニック的に起こっている。「・・両病院では女性看護師ら医療スタッフの辞職が相次ぎ、19日時点で長庚医院の辞職者が124人、和平医院で21人。・・・行政院は医療スタッフの・・・引き留めに腐心している」(20日・世界日報から)医療スタッフが逃げ出す・・・この動きは過去の例を見ない深刻さである

05月25日(日)
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