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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■サウジ首都爆弾テロ・死傷者223人
 13日の未明にかけて、首都リアドの外国人居住区に4件の連続自動車爆破テロがあった。「犠牲者は20人となり、自爆犯9人を含め死者は29人に達した。負傷者は194人」(14日・世界日報から)この内、米国人の死者は10人、負傷者は50人以上となっている。米国にとっても重大なテロであり、サウジにとつては最悪のテロ事件となった。 

 サウジ当局によると、「今回の事件は、爆発物を大量に積み込んだ車両が、相次いで三つの外国人居住区に突っ込み、自爆した」(同)しかも、突っ込んで来た時、居住区の警備員を銃撃しているのだから、止めようがない。

 今回の爆弾攻撃もアル・カーイダの犯行との根拠、類似点などが多く報道されている。アル・カーイダの犯行だとすれば、この組織が強力なテロ実行能力を保持していることになる。それにしても次から次へと自爆要因を送り出す、アル・カーイダという組織は悪魔が棟梁ではないかと思わせる。そして悪魔の思想に洗脳された若者が次々と自爆する

 サウジ当局によると今回の実行犯15人は全員がサウジ人、すなわち自国民が引き起こした事件なのである。しかも、この組織の長であるビンラーディンもサウジ人である。悪魔のようなリーダーを生み出し、自爆要員を送り出すサウジアラビアという国は、どんな国家なのだとの疑問が生まれる。

 ネットの検索から少々引用したい。「この国は厳格なコーランの戒律を今もかたくななほどに守っている。そのためシャーリアといわれるイスラム法を基本原理とし、宗教と政治を一致させる絶対君主制をしいている」よって、国王は立法、司法、行政を司ると同時に宗教上の最高指導者でもあるのだ。

 憲法はなく、国の法はコーランとマホメットの言行録で規制されている。禁止事項の例を挙げると、アルコール・男女の混同・集会・賭博などの禁止がある。守らなければならないのは、1日5回のメッカの礼拝、外出する女性は、頭から足の先まで黒いマント(アバヤ)で包まなければならない。言ってみれば、マホメットが6世紀に作り上げた国家とほぼ同じなのである。

 4月27日に書いたが14世紀ヨーロッパのルネッサンスから、フランス革命に至る文明の歴史は、神と教会からの解放と自由なる精神の確立であった。この間、ダンテ・ミケランジェロ・シエクスピア・ゲーテ・ユゴーほか歴史をリードする多くの思想家が登場した。サウジは、6世紀の戒律で国家を治めようとしている・・・文化的な教育を受けていない若者は、いとも簡単に自爆要員になって行く文明の低さを自覚すべきだ。

05月19日(月)
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