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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■サーズ・新型肺炎情報メモ B
 新型肺炎はいつ国内に感染者が出るか分からない。日本はどの程度の対応が出来るのだろうか。「全国の都道府県が新型肺炎の患者に対応可能として公表している約200病院の内、日本感染症学会が認定する感染症専門医が常勤している施設は四分の一しかないことが分かった」(7日・毎日から)という。日本で感染症の専門医がいるのは全国で僅か50病院しかないのだ。

 専門医は、あまり関係ないのかも知れない。というのは、サーズウイルスに効く薬はないのである。ウイルスとの戦いは、人間が持っている免疫力で治すのである。よって、病気と戦う免疫力を整えておく必要があるのだ。ここで書くことでないが、食事と規則正しい生活がいちばん大切なのである。

 5月3日のNHK子供ニュースでウイルスと細菌の違いを分かりやすく説明していた。細菌は自らが分裂して増殖する。よって、細菌を攻撃する薬の開発ができる。ウイルスは、人間の細胞の中に入り込み増殖する。よって、ウイルス用の薬はないのだ。やがて細胞は破裂する。このとき細胞の中から大量のウイルスが飛び出し、近くの人の細胞に入り込むのだ。

 4月30日の余録で、中国の密航者によってSARSウイルスが持ち込まれるのでないかとの懸念を書いた。セルビアで摘発された不法移民の中から、新型肺炎の疑いのある男性が発見されている。

 詳しく書く紙幅はないが、中国の院内感染は、内陸部では深刻になっている。ここ1ヶ月で400万人もの出稼ぎ労働者が帰郷している。中国の出稼ぎ農民は9000万人で、農繁期に向けて更に増加する。インフラが未整備な農村部に爆発的な感染の危険があるのだ。

 新型肺炎は、世界の観光・旅行業界に深刻な影響を与え始めている。国際労働機関はSARSが労働市場に与える影響を発表した。「中国、香港、台湾、シンガポールなどでは、3割以上が失職する」など500万人の失業が予測されている。

05月18日(日)
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