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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 肺がん告白から543日…筑紫哲也さん逝く
 朝日新聞を退社した89年には10月の「NEWS23」放送開始とともにメーンキャスターに就任。独自の視点で論評するコーナー「多事争論」が人気で、TBSがオウム真理教幹部に、教団と対立していた坂本堤弁護士のインタビュー映像を見せた問題が発覚した際、「TBSは死んだに等しい」と発言し、大きな反響を呼んだ。
 人気キャスターらしく、都知事選や衆・参院選など、たびたび政治家への転身もうわさされたが、「私が権力の座を目指すことは今も今後もありません。長年やってきたジャーナリズムの仕事は大切」とジャーナリストとしての立場を貫いた。
 ◆石川さゆり弔問 ○…東京・練馬区の閑静な住宅街にある筑紫さんの自宅前には約30人の報道陣が駆け付けた。歌手の石川さゆり(50)も弔問に訪れ、目を真っ赤にして無言のまま。「昔の新聞記者仲間」という初老男性は20日前に入院先の病院で見舞ったそうで「変わらない感じで…」とうつむきながら話した。
 ◆筑紫 哲也(ちくし・てつや)1935年6月23日、大分県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、59年に朝日新聞社に入社。71年から米ワシントン特派員を務め、84年に「朝日ジャーナル」編集長に就任。89年7月、同社を退社。同10月からTBS系「筑紫哲也NEWS23」のキャスターを務める。93年にはギャラクシー賞テレビ部門個人賞を受賞。06年から立命館大学の客員教授に。著書は「総理大臣の犯罪」など多数。母親が滝廉太郎の姪にあたることから、93年から滝廉太郎記念館の名誉館長を務めている。
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4、「NEWS23」で“最後の多事争論”放送
2008.11.8 05:03 サンケイスポーツ
 TBS系「筑紫哲也 NEWS23」のメーンキャスターとして活躍したジャーナリスト、筑紫哲也(ちくし・てつや)さんが7日午後1時50分、東京・中央区の病院で肺がんのため亡くなった。73歳だった。
 7日夜の「NEWS23」では冒頭でメーンキャスターの後藤謙次氏(59)が「今夜はこのニュースからお伝えしなくてはなりません。私たちの先輩、筑紫哲也さんが亡くなりました」と無念そうに伝えた。
 在りし日のキャスターぶりや親しかった関係者の談話を紹介。今年7月5日に収録し8月1日からネット上だけで公開していた「多事争論」を“最後の多事争論”として放送。「この国はがんにかかっている。それに対して私たちはどうするのか」と語り掛けていた。

11月09日(日)
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