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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 汚染米「学校給食」「病院給食」「高齢者施設」などで食べる。
ノノガキから再転売を受けた名古屋市内の加工業者は、みそや米菓などの原料などに加工して食品メーカーに販売。この業者はノノガキと取引のあることを認めたが、事故米の購入については「ありえない」と否定した。
また、この業者から原料を仕入れている有名食品メーカーも、本紙の取材に「現時点では、うちがこの業者から仕入れている原料にノノガキから購入したものはない」と回答した。
関係者は「ノノガキは東海のほか、関西にも顔が広く、再転売先はまだ増える可能性がある」と話している。不正転売問題は一層深刻な状況となり、消費者の不安は増すばかりだ。
◆ノノガキ社長「食用と思った」
「浅井」から事故米を購入した「ノノガキ穀販」(三重県四日市市)に11日夜、農林水産省三重農政事務所が立ち入り調査に入った。
事件発覚後連絡がつかない状態だった野々垣勝社長は同日午後8時ごろ、妻の運転する乗用車で、同市久保田の自宅に戻った。
玄関前で報道陣約30人に囲まれた野々垣社長は、米を食用として転売したことを認め、浅井とは数年前から複数回取引があったと説明。「こういうものがあるので見てほしい」と浅井側から米のサンプルを送ってきたといい、「(自分が)卸すのは食用関係の企業ばかりなので、食用以外のものを送るはずがないと思っていた」と話した。転売先については「相手方に迷惑がかかる」と明言を避けたが「消費者の口に入った可能性もあるのでは」との質問に「動揺している。非常に申し訳ない」と謝罪した。
◆愛知県、立ち入り調査へ
愛知県は、事故米を「ノノガキ穀販」から再転売された県内の米菓メーカーについて、12日午後にも食品衛生法に基づく立ち入り調査に入る。事故米が使われた製品や販売経路について調べる。
また名古屋市教委は11日、給食に提供している食材に事故米が使用された可能性がある場合は、12日以降の給食への使用を一切、取りやめると明らかにした。市教委は、農薬やカビなどで汚染された事故米がそのまま提供されたケースはないと納入業者から確認。しかし、加工品として使用される可能性は否定しきれず、12日未明現在、米油1品目に事故米が使われた疑いが残っている。
市教委はノノガキ穀販との関連を調べるとともに、可能性が捨てきれない限りは、この米油の使用はやめ、代替品をあてるとしている。「安全が確保できない食品を子どもたちに出せない」としている。
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事故米転売:4府県の業者に食用として転売…ノノガキ穀販
2008年9月12日 毎日新聞
愛知県の業者が事故米を不正に転売・譲渡した問題で、農林水産省は11日、三重県四日市市の米穀販売「ノノガキ穀販」(野々垣勝社長)が、名古屋市瑞穂区の「浅井」から不正転売された事故米862トンを愛知、岐阜、三重県と京都府の4府県の業者に転売していたことを明らかにした。
野々垣社長は同日夜、取材に対し、事故米を買った認識について「なかった」とした上で、「私のお客さんは食用関係ばかり。(事故米を)転売してくると思わなかった」と述べ、食用として売却したことを示した。
農水省三重農政事務所はこの日、ノノガキに立ち入り調査を開始した。販売先などの伝票などの書類がなく、同省は販売量などの確認を急いでいる。
野々垣社長は取材に、「『浅井』とは昔から付き合いがあり、今回も普通の商取引だった。サンプルを見て商売になるものは買う。(浅井には)腹立たしい」などと述べた。
浅井は工業用「のり」の原料として販売するという国との契約に反し、ノノガキにメタミドホスの汚染米やカビが生えた米計862トンを転売していた。【清藤天、奥山智己】
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「浅井」の事故米転売利ざや5倍超 販売先と連絡とれず
2008年9月11日 朝日新聞
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