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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 文化性と倫理観
 食品偽装をめぐっては九州産牛肉を但馬牛と偽って販売したなどとして、大阪府警が不正競争防止法違反(原産地の虚偽表示)の疑いで湯木前社長と長男の喜久郎元取締役(45)らを書類送検する方向で、詰めの捜査を進めている。こうした捜査の中から、料理の使い回しが判明した。一連の偽装発覚後、農林水産省への改善報告書や、何度も開いた記者会見でも使い回しの事実は隠ぺいしていた。
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船場吉兆、食べ残しを客に出していた…アユの塩焼きなど
                   2008年5月3日 産経スポーツ

昨年12月10日、食品偽装問題をめぐる会見で謝罪した当時取締役の湯木佐知子社長(左)と長男の喜久郎元取締役
 牛肉の産地を偽装表示するなどしていた高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が、営業休止前の昨年11月ごろまで、本店で客が食べ残した料理を別の客に提供していたことが2日、分かった。
 同社代理人の弁護士や大阪市保健所によると、使い回されていたのはアユの塩焼きや、ゴボウをウナギで包んだ「八幡巻き」など。天ぷらを揚げ直したり、手付かずの刺し身も提供していた。
 山中啓司料理長(47)=取締役=は同日、本店前で「お客さまに不快な思いをさせ、誠に申し訳ございません」と謝罪。使い回しは6、7年前に始まり、昨年11月に食品偽装問題で引責辞任した当時の湯木正徳前社長(74)が「きれいなものはもったいない。再利用できる」と料理人に指示していた。弁護士は「今年1月の営業再開後は、このようなことはしていない」とした。
 同保健所によると、食品の再利用は、食材の品質が保たれ、健康を損なう恐れがなければ食品衛生法に抵触しない。ただ、「飲食店として道義的な問題はある」として2日、同社に立ち入り調査し、今後は繰り返さないよう行政指導した。
 食品偽装をめぐっては、九州産牛肉を但馬牛と偽って販売したなどとして、大阪府警が不正競争防止法違反容疑で湯木前社長と長男の喜久郎元取締役(45)らを書類送検する方向で、詰めの捜査を進めている。

船場吉兆の偽装問題
 昨年10月、福岡市の店舗で菓子などの消費・賞味期限を改ざんしていたことが発覚。農水省の調査で、本店の商品でも牛肉の産地や鶏肉の原材料の偽装も判明した。大阪府警は牛肉の食品偽装に絡み不正競争防止法違反(原産地の虚偽表示)容疑で本店などを家宅捜索。船場吉兆は全4店舗の休業に追い込まれ資金繰りが悪化。1月に民事再生法の適用を申請した。現時は本店と博多店(福岡市)の2店舗で営業を再開している。

05月06日(火)
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