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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■高速新料金 無料を掲げて選挙:終われば値上げとは
 だが、新制度には盲点がある。普通車などの平均走行距離は土日で約60キロ、平日なら約40キロだ。この程度走ったくらいでは料金が上限に達せず、支払うべき料金は現行より高くなるという。
 首都高速と阪神高速については年末をめどに、都府県ごとの区分と一律料金制をやめ、500円から900円を走行距離に応じて支払うシステムに変える。
 短距離の場合は割安になるが、長く走ると、負担増・減の二つのケースが出てくる。ドライバーも戸惑うのではないか。
 今回、料金割引制度を見直すのは、高速道路建設の財源確保のためである。
 料金割引の原資に国が手当てして残る2・5兆円から、今回の制度変更で使わずに済むようになる1・4兆円を、建設費に充てる計画だ。
 鳩山内閣が昨年末、民主党に高速道路の整備促進を強く要請されたことで、原資に目をつけた。
 建設費がどうしても必要というなら、きちんと予算化するのが筋だろう。一貫した高速道路政策が鳩山内閣にないから、こんな姑息(こそく)な手段を選ぶことになる。

04月11日(日)
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