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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■時のうねりは政権交替か
一方、首相は異例の「予告解散」をすることで「解散するのは自分」と宣言したかったのだろう。そこには自民党内に強まる「麻生降ろし」の動きを封じる狙いがある。ところが、驚くことにそれでもなお、「麻生降ろし」は消えないという。党内には解散前の首相交代や、首相は代えないまでも党総裁は交代し、新総裁が党の顔となって衆院選を戦い、与党が勝てば選挙後の指名選挙で首相になる−−という「総・総分離」論までささやかれているほどだ。
「国民に信を問う」といって解散した首相が選挙後には代わるというのはやはり邪道だ。表紙さえ替えれば国民の目をごまかせるかもしれないとばかりに何度もトップを代えてきた無責任さに国民は不信を募らせているのだ。麻生首相の下では戦えないというなら、自民党を離党し新党を結成した方がよほど国民の理解を得られるというものだ。
民主党など野党は13日、衆院に内閣不信任決議案を、参院に首相に対する問責決議案を提出した。既に長い選挙戦が事実上始まったといっていい。総選挙が8月末になったことで有権者が各党の政策をじっくり吟味できる利点はある。
各党はマニフェスト作りを急ぎ、早く提示すべきである。有権者の選択から逃げ続けてきた麻生首相と与党はもはや奇策に走らず、堂々と政策で争うことだ。民主党など野党も政権交代すればどう日本は変わるのか、より具体的なマニフェストを作ってもらいたい。
07月15日(水)
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