ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257910hit]
■ 北島、二百平も「金」 2大会連続2冠偉業達成
崩れかけていた関係に、無意識のうちに気がついていた。
北島は平井に酒をついだ。 「酔わせて翌朝の練習をやめさせようとしているな」
平井は飲みながら、そう感じた。だから酔ったふりをして言った。
「康介が苦しい時は、北島康介のコーチもつらい」
座が静まりかえった。
翌日、北島の集中力が戻った。悩んでいたのは、自分だけではないことを知った。
北島は、「平井コーチとの二人三脚」とは言わない。トレーナーら、多くのスタッフにも感謝の思いがある。
それでも平井コーチへの思いは特別だ。「コーチというより、先生。2人がかけてきた年月は長い。平井先生と一緒に、この五輪を集大成の場としてやってきた」
2人のストーリーを完結させた。(由利英明)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
二百も勝った!北島が2大会連続2冠
2008年8月14日 スポニチ
【北京五輪 競泳】男子二百メートル平泳ぎ決勝で日本のエース北島康介(25=日本コカ・コーラ)は2分7秒64のタイムで2連覇を達成した。自身が持つ世界記録の更新こそならなかったが、北島は百メートルと合わせて2大会連続で五輪2冠を達成。五輪での金メダルは通算4個目となった。
北島は王者らしくスタートから自分のペースで泳ぎ切った。50、100、150メートルと常にトップをキープ。ラスト10メートル付近までは世界新記録ペースだったが、最後のもうひと伸びが足りなかった。それでも他を寄せ付けない完ぺきな強さを見せつけた。
二百メートル平泳ぎの連覇は1928年アムステルダム、32年ロサンゼルスの鶴田義行以来、76年ぶり。4個の五輪金メダルは日本の全競技を通じて、8個の加藤沢男、6個の中山彰規、5個の塚原光男、遠藤幸雄、小野喬(すべて体操)に次いで獲得数歴代6位となった。日本のお家芸だった体操を除けば、柔道の野村忠宏らの3個を抜いてトップだ。残る種目はメドレーリレー(15日予選、17日決勝)。今大会3つ目のメダル獲得を狙う。
▼北島康介の話 (世界新)記録が出なくて少し悔しい。優勝できたことをすごく感謝しています。もう1回、この舞台に戻って、一番高いところに立ててうれしい。この舞台を夢見てやってきた。自分1人ではここまでこられなかったし、この喜びをみんなで分かち合いたい。
[ 2008年08月14日 11:17
08月14日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る