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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 肥料も1.5〜2倍に値上げへ
 しかし、中国からの肥料がなければ、食べるもの自体がなくなるかもしれない。それが日本の現状なのだ。
(『週刊ダイヤモンド』編集部 清水量介)

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米国・肥料の高騰が作付に影響する(ミシシッピ州立大学)
http://www.tmr.or.jp/headline/1199979515.html

ミシシッピ州立大学の報告書によると、世界の窒素・燐・カリウムの栄養分に対する需要が肥料価格を過去の記録的な水準に駆り立てているので、同州の生産者は着実に上がっている生産コストの観点で今年の作物の作付の判断をしようとしているという。

Agriculture Onlineが伝えており、2007年にはコーンの市場価格が向上したので、その作付面積を記録的なものに促進させ、ミシシッピ州のコーン作付面積は2006年に34万エーカーだったのが、2007年に96万エーカーになった。

しかし、コーンは一般的にその他の主要な畝作物よりも多くの肥料の投入量が必要となる。

ミシシッピ州立大学・エクステンション・サービスの穀物の農学者のエリック・ラーソン氏はコーンは作付・管理・収穫のために必要となる肥料や燃料の量が多いので、今年のコーンの作付面積は減る可能性が高いだろうと述べている。

同氏は「肥料代や燃料代が劇的に上がっているときにはミシシッピ州ではその他の作物に比べて、コーンの作付面積は典型的に落ちる」と述べている。

2007年は作付時の価格が高かったのでコーンは魅力的で、現在のコーン価格も同州のここ5年間の平均価格より約1ドル高くなっている。

小麦や大豆はコーンよりも窒素肥料が少なくて済むので今年の作付の選択には魅力的である。

同大学・エクステンションの土壌の専門家のラリー・オールドハム氏はコーンに必要な窒素肥料の量は、土壌や作物管理の要因次第であるが、エーカー当たり 130−250ポンドである。

これと比較して、綿花に必要な窒素肥料の量はエーカー当たり平均で110ポンドで、同氏は「私どものところの窒素肥料価格はポンド当たり55−60セントで、それは歴史的な高値になっている。同州では綿花を生産するよりもコーンを生産するほうがかなり多くの窒素を必要とする」という。

過去には窒素肥料価格はその製造業者で使用されている天然ガス価格と密接に関係していた。

窒素肥料はエネルギー産品の一部なので、エネルギー価格が上がったので窒素肥料も上がった。今日、その価格は世界の劇的な需要増に引っ張られている。

インド・中国・ブラジルが肥料の主要消費国になっており、最近では肥料の需要を増やしているので、すべての生産国の肥料価格を高くしている。

一部の肥料の流通は輸送や供給の問題があるため抑制されるかもしれない。こうした状況があるので、良好な管理を今から始めていく必要がある。

オールドハム氏は肥料コストを維持していく次のようないくつかの助言が可能であるという。

06月21日(土)
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