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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (25)
 11トントラックから延ばした全長45メートルの太いホース2本を体育館の2階に差し込み、ここから二またに分けて冷風を送る。これで館内は26〜28度に保たれている。
 新潟では3日、台風5号から吹き込む南風でフェーン現象が起きて気温が上昇、柏崎市では午後1時に32.4度に達した。
 地震発生直後から心配されていた避難所の暑さ対策は本番を迎えた。冷房装置がある避難所は、3日現在で柏崎市内で53カ所ある避難所のうちの6割程度にとどまる。




8、柏崎刈羽原発6号機のクレーン、継ぎ手破損は3カ所  朝日新聞
2007年08月03日23時36分
 新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発について、東電は3日、2カ所で破損が見つかっている6号機原子炉建屋の天井クレーンで、車輪とモーターの継ぎ手部分に新たに1カ所破損を見つけたと発表した。原子炉内を調べるにはクレーンでふたをつり上げる必要がある。炉内の点検作業は9月にずれ込むことになりそうだ。
東電によると、天井クレーンは重さ310トンで、床面から高さ8メートル。両端にモーターと車輪があり、レール上を移動する。車輪とモーターをつなぐ継ぎ手は車輪側に2カ所、モーター側に2カ所ある。先月24日、車輪側の2カ所で鉄製の円柱部品(直径5センチ)の破損が見つかったが、メーカーで分析のため分解作業をしたところ、モーター側の1カ所も折れているのが見つかった。東電は「レールに歯止めを設けるなど落下防止策があり、落下することはない」としている。
 1、2、3号機は同じメーカー製で、4、5、7号機のクレーンは継ぎ手がないタイプの別のメーカー製。これまで、他の天井クレーンで損傷は見つかっていないが、詳細に点検する必要が出てきた。



9、原発で最大揺れ2058ガル 柏崎刈羽3号機
2007年07月31日00時03分
 新潟県中越沖地震に見舞われた柏崎刈羽原発について、東京電力は30日、本震の揺れをきちんと記録できた33台の地震計のデータ解析結果を公表し、3号機で2058ガル(ガルは加速度の単位で、1ガルは1秒間に秒速1センチの加速)の揺れが観測されていたことを明らかにした。原発で確認された地震の揺れとしては国内最大で、世界でも最大ではないかという。1号機で建設時に想定した6.8倍の揺れが確認されるなど、地震想定の甘さがはっきりした。
 公表したのは97台ある地震計のデータのうち、回路異常で記録がない1台を除く96台の最大加速度値と、33台の波形データ。残り63台はデータ上書きで最大加速度値以外の本震波形データが失われており、うち9台は最大加速度値も上限1000ガルで振り切れていた。
 波形データから東西方向に最大2058ガルの揺れがあったとわかったのは、3号機のタービン建屋1階にあるタービンを載せる台上の地震計。設計時の想定834ガルの2.5倍だった。
 1号機タービン建屋1階では想定(274ガル)の6.8倍、1862ガルの揺れがあった。地震直後に公表された原子炉建屋最下階(地下5階)では680ガルが最大。タービン建屋は約40メートル上にあり、揺れがより大きかった。
 地震波の周期ごとの分析では、1〜7全号機でほとんどすべての周期帯で想定を超えた(グラフは3号機原子炉建屋基礎上でのデータ)。2〜5号機では、放射能漏れなどにつながる原子炉圧力容器や燃料集合体、主要配管など重要機器の損傷を招きかねない周期帯(周期0.1〜0.5秒程度)でも超えていた。
 破損した6号機の天井クレーンに最も近い地震計では上下方向に重力加速度980ガルを上回る1541ガルを記録。最大の揺れを受けて一瞬、浮いた可能性があるが、落下止めが効き大事には至らなかったという。
 東電原子力設備管理部の森下日出喜部長は「地震の想定が甘かったと言われても仕方ない」と話し、経済産業省原子力安全・保安院の森山善範・原子力発電安全審査課長は「今後、耐震補強工事が必要か、検討したい」と述べた。
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10、中越沖地震の仮設住宅、入居希望が発注分上回る  朝日新聞
2007年08月03日21時26分

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08月04日(土)
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