ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (9)
各社が生産を停止するのは、エンジン内の摩擦を少なくする「ピストンリング」で5割のシェアを持つリケンの工場が被災し、部品の供給がストップしていることが原因だ。自動車各社はコスト削減を狙いに部品在庫を最低限に抑えており、高いシェアを持つリケンの生産停止が短期間で業界全体に影響を与えた。
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6、柏崎市で高齢者用避難所設置
中越沖地震の被災者が蒸し暑い避難所で集団生活を強いられる中、柏崎市は19日、体調を崩しがちな高齢者らを対象とした福祉避難所を市内2カ所に設置した。トイレなどに見守りの必要な高齢者らが利用を開始、家族からは「ここは涼しくて快適」とあんどの声が寄せられた。
福祉避難所が設置されたのは、同市学校町の柏崎小内のコミュニティデイホームはまなすと、同市佐水の特別養護老人ホームいこいの里の一角。同日までに市がベッドや洋式のポータブルトイレなどを搬入、運営は県老人福祉施設協議会の加盟施設に委託した。
はまなすの避難所では開設初日、保健師らに利用を促された高齢者が相次いで訪れ、ベッドで体を休めていた。歩行が困難だという同市東本町1の名塚節郎さん(89)は「和式の仮設トイレはつかまるところがないので、立ち上がれなくなって倒れてしまった。娘が迎えに来るまで数日間利用したい」と話していた。
福祉避難所は、刈羽村が同地震直後から福祉複合施設きらら(同村刈羽)に設けているほか、同市がさらに1カ所開設する予定。
新潟日報2007年7月19日
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7、政府が被災地へ無償支援物資
政府は19日、本県からの要請を受け、大型扇風機やブルーシートなど、中越沖地震の被災者への支援物資を無償提供することを決めた。同日中に業界団体などを通じ、被災地に向け発送する。
提供物資は、暑さ対策が課題になっている避難所で利用する大型扇風機350台や、ブルーシート1万枚以上、ウエットティッシュ2万3500個、消毒液1万2000本。また、老人、子供用の紙おむつも提供する。
内閣府は「被災地で物資が過剰にならないよう調整しながら、今後もニーズに合わせて早急な対応をしていきたい」と話している。
新潟日報2007年7月19日
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8、被災地企業の6割操業できず
県は19日、主要製造業の中越沖地震の被災状況をまとめた。柏崎市で実施した調査企業76社のうち、6割程度が建物の崩壊で操業できなくなるなどの大きな被害を受けていることが分かった。刈羽村では、調査企業数は6社と少ないものの、全企業が大きな被害を受けている。
調査は揺れが大きかった柏崎市や刈羽村、長岡市などの299社を対象に、電話や現地を訪問して実施した。トヨタ自動車などへエンジン部品を供給しており、柏崎市に工場があるリケンは、同市などにある子会社、下請け会社などにも大きな被害を受けている。
リケン柏崎営業所と子会社を合わせた9社と同下請け11社を合わせた従業員数は約2800人で、合計売上高は約1000億円になるという。
また、柏崎市や周辺の酒造会社9社も製品が割れるなどの大きな被害を受けた。瓶詰めなどに水が必要なため、各社とも復旧を待っている。
県産業振興課は「電話や現地調査を続けて、被害額などを算定していきたい」としている。
新潟日報2007年7月19日
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9、地場企業の設備、被害深刻
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07月19日(木)
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