ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (2)(3)(4)(5)(6)
 今回の同原発でのトラブル多発や同社からの報告の遅れをめぐり、安倍首相は17日午後、「(国への)報告が遅かった。直ちに報告するよう厳しく指示した。今回のことは厳しく反省してもらわないといけない」と述べ、東電の対応を強く批判した。

 経済産業省原子力安全・保安院は同日、職員4人を新たに現地に派遣。各機の変圧器で発生した油漏れや、放射線管理区域外への放射性物質の漏洩(ろうえい)など、被害状況について確認を進めている。

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3、「補強する金なく」高齢者の家に犠牲集中…中越沖地震
中越沖地震

 新潟県中越沖地震では、70歳以上の高齢者ばかり9人が犠牲となった。このうち、7人は倒壊した建物の下敷きとなった。

 崩れたのは、いずれも老朽化した瓦ぶきの木造建築で、専門家は「大きな揺れに瓦などの重みが加わり、瞬時に全壊した可能性が高い」と指摘する。同県では3年前に中越地震があったが、その後、住宅の耐震診断は進んでいない。診断を受けても改築費用がかかるため、高齢者宅を中心に建て替えや補強も進んでいない。

 「ほぼ即死だった。苦しまなかったのがせめてもの救い……」。下條克一さん(76)、保子さん(72)の兄夫婦を亡くした下條修さん(60)は声を絞り出した。克一さん宅は、築35年以上。震度6強の揺れで1階部分がつぶれて下敷きになった。

 死亡した中村エツ子さん(81)方も60年以上前に建てられた木造瓦ぶき住宅で地震で崩れた。同じように古い木造住宅に住むエツ子さんの友人女性(83)は「年金暮らしでお金のかかる耐震工事には踏み切れない」と、高齢者の事情を説明する。

 被災地では、老朽化した瓦ぶきの2階建て木造住宅の被害が目立つ。一方、同じ木造でもトタン屋根の古い住宅は倒壊を免れ、明暗が大きく分かれた。

 耐震構造に詳しい信州大の五十田博准教授は17日、家屋倒壊で家人が下敷きになった4か所の現場を視察し、「重い屋根瓦や積雪に耐えられるようハリなどで上部が重いことに加え、窓が大きく、建物を支える壁の面積が小さい。老朽化もあって建物は瞬時に全壊したとみられ、逃げる余裕はなかっただろう」と話す。

 倒壊した住宅の多くは、現在の耐震基準が導入された1981年以前に建築された。柏崎市では、2004年の中越地震で老朽化した木造住宅を中心に27棟が全壊した。これを受けて、06年4月に住宅建て替えを促進する計画を立て、耐震基準を満たす住宅の割合を15年までに85%にする取り組みを始めた。

 81年以前に建築された一般木造住宅を対象に、1万円の負担で耐震診断を行える事業を開始。市の広報やFMラジオで繰り返し、利用を呼びかけたが、06年度の申請は17件にとどまった。今年度から、診断を受けた一般住宅を対象に、60万円を上限に耐震補強工事費用の3分の1を補助する制度を始めたが、現在のところ申請は1件もない。

 市建築住宅課は「耐震補強工事も、経済的事情から尻込みする人が多い」と言う。柏崎市の65歳以上の割合は、10年前は20%だったのに、現在は4分の1の26%にまで上昇した。

 犠牲者が高齢者ばかりだったことについて、総務省消防庁幹部は「独居や夫婦だけで暮らす高齢者世帯では、後継ぎがいなければあえて耐震補強や建て替えをする必要もないと考えるのでは」とみている。

(2007年7月18日3時4分 読売新聞)
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4、新潟県、仮設1100戸建設へ 柏崎市街地2割「危険」
2007年07月18日03時02分   朝日新聞

 新潟県中越地方を中心に震度6強を観測した新潟県中越沖地震で、被害の集中した柏崎市は17日午後、雨により付近で土砂崩れの危険性が高まったとして、西山町の2地区、計11世帯に避難を指示した。余震も続く中、同様に帰宅できない同市と刈羽村の住民約9000人は同夜も、避難所にとどまった。

雨の中、倒壊した家屋を避けて歩く被災者ら=17日午後5時すぎ、新潟県柏崎市東本町で

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07月17日(火)
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