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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■たばこ値上げ:マイルドセブンが410円の時代に
日本たばこ協会が23日発表した2009年度のたばこ販売数量は前年度比4・9%減の2339億本となった。前年実績を下回るのは11年連続で、ピークの1996年度(3483億本)からは3割もの“激減”となった。消費者の健康志向の高まりや、今年10月に予定される1箱100円程度の増税を前に、禁煙の動きが広がったためで、今後も需要減退に歯止めがかかりそうもない。
日本たばこ産業(JT)の国産たばこの販売は同5・0%減の1519億本で、フィリップ モリス ジャパンとブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの輸入たばこは同4・5%減の820億本。販売シェアは、JTが0・2ポイント減の64・9%となる一方、輸入たばこが0・2ポイント増の35・1%だった。
銘柄別のシェアは、首位のセブンスターが5・0%で2年連続の首位。以下2位はマイルドセブン・スーパーライトで4・6%、3位はマイルドセブン・ライトで3・8%だった。上位20銘柄中、JTが16銘柄、輸入タバコは4銘柄だった。
たばこ販売は、ここ11年間で年率5%前後のマイナスと厳しい環境だが、先行きは一段と苦戦が予想される。国の税制改正に伴い「たばこ税」が10月1日から増税となり、ほとんどの銘柄で1箱400円台となる見込みだ。「大幅なたばこ需要の減退が避けられない」(JTの木村宏社長)状況だ。
日本たばこ産業(JT)は28日、10月のたばこ税増税に伴い、たばこ1箱当たりの小売り価格を10月1日から現行に比べて110円〜140円値上げすると発表した。対象となるのは全105銘柄のうち103銘柄。同日、財務省に小売り定価改定の認可申請を行った。
代表的な銘柄である「マイルドセブン」は現在の1箱300円から410円に、「セブンスター」が300から440円になる。政府の増税幅は1箱あたり70円(1本3・5円)だが、「大幅な需要減少が見込まれる中、メーカーとしてのコスト削減だけではカバーしきれない」(木村宏社長)として、増税幅以上の値上げに踏み切る。
一方、同社が同日発表した2010年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前期比18・5%減の2965億円となった。健康志向の高まりなどで、国内たばこ販売が約5%減少したのが響いた。
売上高は同10・2%減の6兆1346億円。国内外のたばこ販売が減少したほか、飲料など食品事業も価格競争の激化で苦戦した。経常利益は17・0%減の2553億円、最終利益は特別損失の大幅な減少が寄与して12・2%増の1384億円だった。
11年3月期の業績見通しは、売上高が2・5%減の5兆9800億円、営業利益は0・5%減の2950億円。増税に伴い、国内たばこ販売が16%減少すると予想しているためだ。
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3、62.2%は、増税を機にタバコをやめたい
[Business Media 誠] 調査リポート
10月にタバコ税が増税されるが、これを機に禁煙したいと考えている人はどのくらいいるのだろうか。将来、禁煙または節煙を考えている人に聞いたところ、「増税を機にタバコをやめたいと思う」と回答した人は62.2%に達していることが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの調査で分かった。同社の調べによると、将来、禁煙または節煙を考えている人は約1800万人いるという。「約1800万人の62.2%……つまり1100万人ほどが、タバコ増税を機に禁煙にチャンレンジするのではないか」(ジョンソン・エンド・ジョンソン)としている。
増税を機にタバコをやめたいですか? (出典:ジョンソン・エンド・ジョンソン)
実際に禁煙・節煙するために、どのようなアイテムを使いたいですかと聞いたところ「禁煙補助剤(ガム/パッチ)」(51%)と答えた人が最も多かった。このほか「電子タバコ」(38%)、「禁煙パイポ」(21%)、「禁煙タバコ(ネオシーダー)」(17%)、「離煙パイプ」(10%)と続いた。
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04月29日(木)
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