ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257804hit]
■日本の未来を暗くする最大のがんは「政治不信」
「勝手に名前を使ってしまった皆さんをはじめ、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。おわび申し上げたい」。最終意見陳述で勝場被告が直角に体を折ると、わずか2時間弱の法廷が終わった。
◇鳩山家支え30年…「後悔してもしきれない」
「後悔してもしきれない」。29日の被告人質問で勝場被告はそう語った。
勝場被告は「森ビル」出身。鳩山首相の父威一郎元外相の選挙から30年近く鳩山家を支えてきた。新党さきがけの事務局長や鳩山首相の金庫番としての役割を担ってきた。昨年6月、弁護士による調査に虚偽記載を認め公設第1秘書を解任され、その後はほとんどを自宅で過ごしている。在宅起訴後の1月6日には、毎日新聞の取材に「絶対に取材に応じません」と強い口調で話した。
「再び政治にかかわる仕事をしようとは思わない」という勝場被告。裁判長に「発覚すると思わなかったか」と問われると「思いはあった。罪深さを感じている」。「なぜやったのか」との裁判長の質問には「想像力が欠如していたと思う。どういう理由でやったのかは、うまく説明できません」と視線を落とした。
関係者によると、最近は自宅付近に借りた畑で農作業をしている。周辺には「長く続けてほしい」と首相にエールを送り続けているという。【安高晋、鈴木一生】
◇偽装献金事件の経緯
【09年】
6月16日 故人の献金を記載していた問題が発覚
30日 鳩山民主党代表が虚偽記載は計2178万円に及ぶとする調査結果を公表
7月3日 市民団体が告発状提出
9月16日 鳩山内閣発足
下旬 東京地検特捜部が捜査開始
12月24日 勝場被告を在宅起訴。元会計責任者の芳
賀大輔元政策秘書を略式起訴。鳩山首相
を容疑不十分で不起訴
【10年】
1月28日 市民団体が鳩山首相の不起訴を不当とし
て検察審査会に審査申し立て
3月29日 勝場被告の初公判、結審
―――――――――――――――――――――――――――
2、首相官邸で記者団の質問に答えた。
毎日新聞 2010年3月29日
首相は「責任の重さをかみしめながら、政治家として今置かれている立場で国民のために精いっぱい働かせていただいて使命を果たしたい」と辞任の考えはないことを強調。母親から受け取った資金などの使途については「政治資金規正法にのっとり明らかにしていく」と述べるにとどめた。
事件の幕引きを急ぐ政府・民主党に対し、自民党の大島理森幹事長は党本部で記者団に「(公判が終われば)首相は東京地検に提出した資料をすべて国会に提出し、自身が12億円の使途を説明すべきだ」と国会での追及を続ける考えを示した。
29日夜、東京都内で行われた自民、公明両党の幹事長・国対委員長会談でも、具体的な使途を追及する方針で一致。米軍普天間飛行場移設問題と併せ、今国会中に首相の辞任を迫ることも確認した。【木下訓明、朝日弘行】
【関連記事】
鳩山首相:「亀井案、基本に調整」郵政改革で意向
鳩山首相:海沿いのホテルで静養 夫人と千葉・鴨川へ
――――――――――――――――――――――――――
3、偽装献金:首相元秘書、起訴内容認める 禁固2年を求刑
毎日新聞 2010年3月29日
鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)を巡る偽装献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載、不記載)に問われた元公設第1秘書、勝場啓二被告(59)は29日、東京地裁(平木正洋裁判長)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は論告で「安易に献金者を偽装し、友政懇収入の相当の部分を鳩山首相や(実母ら)その親族が支えていた実態を国民から覆い隠した」と指摘し、禁固2年を求刑した。弁護側は執行猶予付き判決を求め、審理は約2時間で即日結審した。判決は4月22日。
[5]続きを読む
04月12日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る