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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■なぜ韓国は強いのか
 日本の港湾がアジアの三流にまで落ち込んだのは製造業の海外移転による経済の凋落(ちょうらく)にも一因があるとするのは言い逃れに過ぎない。ちょうど日航が経営破綻(はたん)したのは地方空港のネットワーク維持のために経営負担を強いられたと言い募るのと同じだ。あってもその要素は何十分の一ではないか。もしそうなら競合する純粋に民間資本で苦闘してきた全日空はもっと先に経営破綻していなければ勘定が合わない。放漫経営に1兆円規模の公的資金を投入するのでは事実上2社体制の航空業界で公平な市場原理は働かない。ナショナル・フラッグ・キャリアーの救済という情緒的な理屈に日本のつぎはぎ資本主義が垣間見えてくる。
 子ども手当と高速道無料、高校授業料無料、農家所得補償で日本は再生するか。国民にマネーを移転して経済成長させようとするのは一輪車に「分配」という重い政策を載せるようなものだ。いずれ自ら転倒するにちがいない。
 ミッテラン社会党時代のフランスがこれに似ていた。80年代の世界的な民営化の潮流に背を向け、銀行の再国営化とばらまきを公約して選挙に勝った。だが子供の数は少し増えたが経済力は縮小し大国の地位は揺らいだ。
 もちろん経済規模だけで国の豊かさを見るという時代ではない。経済だけでなく、文化の繁栄、社会の安定、国民の安心、人権の尊重を総合的に測る時代だ。それを数字で示そうとしたのが「国家ブランド」という考え方である。ブランド力調査「アンホルト・GMI」(09年)によると、幸いまだ日本は欧米先進国に交じって5位までのランクを死守している。隣国のアジアでは経済的な爆走を続ける中国は22位、韓国は31位だ。
 日本は過去の遺産で生きているがもし経済改革にこれ以上ブレーキをかければG5から転がり落ちるのは確実だ。
 ノーベル賞経済学者ハイエク「隷属への道」の一節「地獄への道は善意で舗装されている」をもじって言う。
 「分配の一輪車で地獄への道に進むな。改革を伴った成長との二輪車で繁栄の道を駆け抜けよ」と。(本社特別顧問、NPO総合政策研究会理事長)
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IT産業で日本の存在感低下
2010年03月12日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1434879547&owner_id=3230765

ふたみ 2010年03月21日 11:52
ンチャさん
サムスングループは、日本の電機メーカーを合計したような規模で 以下の通り2007年で21兆円の売り上げです。日本の存在感低下の象徴です。


韓国の最大手の総合家電・電子部品・電子製品メーカーのサムスン電子を始め、総合電子部品企業のサムスン電機、薄型パネルや電池製造のサムスンSDI、デジタルカメラや製造装置、軍事機器などを生産するサムスンテックウィン、造船やプラント生産のサムスン重工業、商社事業と建設事業のサムスン物産、プロジェクトのマネージメントやサービスなどのソリューションを提供するサムスンエンジニアリング、韓国最大の保険会社サムスン生命、など企業総数は64。サムスングループの2007年の売上高は174億ドル(約21兆円)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97

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ンチャ 2010年03月21日 22:15
 東南アジアなど所得の低い国々では、品質が良くても値段の高い日本製の電化製品よりは、値段の安いサムスン製の電化製品の方が遙かによく売れているようです。

 ところが最近では、技術面でも日本よりサムスンの方が進んできているようです。3Dテレビでもサムスンの方が先行していますが、LEDテレビでは、日本のどのメーカーよりも圧倒的にサムスンの方が上だとのことです。

03月23日(火)
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